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農林水産省

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(5)果実


(果実の摂取量は減少傾向)

平成24(2012)年の果樹の栽培面積は平成14(2002)年からの10年間で13%減少し、24万haとなっています(*1)。また、平成24(2012)年度の果実の生産量は、平成14(2002)年産からの10年間で22%減少し303万tとなっています(*2)。

一方、果実の摂取量の推移を年齢階層別にみると、70歳以上を除き、全ての年齢層において減少しており、全年齢の平均では14%減少しています(図2-4-10)。

このため、消費者ニーズに対応した果実の生産等を通じて、果実の消費拡大を図ることが課題となっています。

*1 農林水産省「耕地及び作付面積統計」
*2 農林水産省「食料需給表」(平成24(2012)年度は概算値。)


(多様なニーズに対応した品種の開発・転換が進展)

「おいしさ」、「食べやすさ」等の消費者ニーズに対応した果実を生産するため、新たな品種の開発・普及が進められています。

かんきつ類の主な育成品種について栽培面積の推移をみると、昭和54(1979)年に育成された「清見」は、収穫時期がうんしゅうみかん等の従来品種と重ならないこと等から、作付面積が増加してきましたが、近年では、平成11(1999)年に品種登録された「はるみ」や、平成13(2001)年登録の「せとか」等の皮のむきやすさや食味等が改良された品種の作付面積が徐々に増加しており、品種の転換が進んでいます(図2-4-11)。

一方、かんきつ類以外の果樹においても、皮ごと食べられるブドウ「シャインマスカット」や、切り口が変色しないりんご「あおり27」、簡単に渋皮がむけるくり「ぽろたん」等、多様なニーズに対応した品種が開発されており、主要な産地において普及が図られています。



また、近年では、果実に含まれる成分の機能性に関する研究成果が報告されています。例えば、うんしゅうみかん等のかんきつ類に豊富に含まれるβ-クリプトキサンチンには、閉経女性における骨粗しょう症の発症リスクを低減する効果があることが明らかになっています。果実には健康に良いイメージがあることから、このような機能性成分の解明が進展することにより、果実の消費拡大が期待されます。



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