このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

(6)花き


(花きの消費拡大が重要)

平成23(2011)年の花きの産出(出荷)額は、3,671億円(*1)となっており、愛知県においては、花きが全農業産出額の2割弱を占める(*2)など地域の重要な産業となっています。また、花きは新規就農者の割合が高く、基幹的農業従事者のうち39歳以下の占める割合は平均に比べ高く(*3)なっています。

切り花の年間購入金額の推移をみると、10年前に比べて減少しているものの、世帯主が60歳以上の世帯の購入金額は依然として高くなっています。また、29歳以下等の若年層ほど購入金額が低い傾向があります(図2-4-12)。

*1 農林水産省「花木等生産状況調査」
*2 農林水産省「生産農業所得統計」。平成23(2011) 年の愛知県の農業産出額は、2,948 億円。うち、花きの産出額は、526 億円(17.8%)。
*3 農林水産省「2010 年世界農林業センサス」。基幹的農業従事者のうち39 歳以下の占める割合は、平均4.7%、花き・花木(単一経営)10.1%。

このような中、花きの消費拡大には、花きを購入しない層や購入額が低い層への働きかけが有効と考えられることから、フラワーバレンタイン等の新しい記念日の設定による購入のきっかけづくりや、花きの癒(い)やし・ストレス軽減効果のPR、花育(はないく)の普及等を推進しています。また、伝統文化である「いけばな」や、桃の節句等の季節の行事と一体となった日本の花文化の普及啓発や日常で花に触れる機会を増やすため、オフィスや公共空間での利用拡大、観光やインテリア等他分野との連携を進めることが必要と考えられます。


(花きは輸入額、輸出額ともに増加傾向)

平成24(2012)年の花きの輸入額は、前年に比べて8%増加し545億円となっています(表2-4-2)。カーネーション、きく等切り花の輸入割合は上昇傾向にあり、特に、カーネーションの輸入割合は、平成14(2002)年の16%から平成24(2012)年の52%に大幅に上昇しています(*1)。

また、平成24(2012)年の花きの輸出額は、前年に比べて22%増加し86億円となっており、近年増加傾向で推移しています。花きの輸出額のうち植木・盆栽等が95%を占める一方、切り花については1%程度となっています。我が国の切り花は、平成24(2012)年度にオランダで開催された「2012年フェンロー国際園芸博覧会」の品種コンテストで多くの賞を受賞するなど、国際的に高い評価を得ており、今後の輸出拡大の余地が大きいと考えられます。

このような中、国産花きの国内シェア回復と輸出拡大を図るため、大規模な次世代施設園芸団地の整備や産地間連携によるリレー出荷を通じた、高品質な切り花・鉢物を安定供給できる体制の整備、海外におけるオールジャパン体制によるプロモーション活動等が課題となっています。

*1 農林水産省調べ



 ご意見・ご感想について

農林水産省では、皆さまにとってより一層わかりやすい白書の作成を目指しています。

白書をお読みいただいた皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。

送信フォームはこちら


お問合せ先

大臣官房広報評価課情報分析室
代表:03-3502-8111(内線3260)
ダイヤルイン:03-3501-3883
FAX:03-6744-1526