(1)農村における人口減少
我が国の人口は、平成20(2008)年をピークに減少傾向にあります(*1)が、人口集中地区(*2)を都市、それ以外を農村として、農村における人口の推移をみると、昭和40年代以降、減少傾向にあり、今後もその傾向は変わらない見通しとなっています(図1-1)。
今後は、農村のみならず都市においても高齢化が進行しますが、特に農村においては、これまで地域活動を担っていた高齢者の人口も平成37(2025)年より減少に転じる見通しであることから、農地等の資源やコミュニティの維持が困難となることが懸念されます。
このような中では、地域住民が主体となって地域の特性に応じた新たな農村の将来像を描き、住みよい生活環境の実現に向け、コミュニティの維持・活性化や生活関連施設の再編等の取組を推進する必要があります。
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