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農林水産省

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(1)世界の食料の需給動向と我が国の農産物貿易 ア 2014/15年度の食料需給動向


(穀物の生産量は前年度並みだが、引き続き需要量を上回る見込み)

2014/15年度における世界の穀物全体の生産量は、小麦、とうもろこしの生産量は増加するものの、米、大麦が減少することから、前年度並の24.7億tとなる見込みです(図1-1-1)。

一方、需要量は、人口増加等による需要の増加が見込まれることから、前年度に比べて0.4億t(1.6%)増加し、史上最高の24.6億tとなる見込みですが、引き続き生産量が需要量を上回っています。

穀物の期末在庫量は、前年度に比べて増加し、期末在庫率も前年度に比べて0.1ポイント上昇し20.9%となる見込みです。



(品目別にみた穀物等の生産量は米を除き増加)

小麦の世界全体の生産量は、EU、ロシア等で増加することから、前年度に比べて増加する見込みです。また、期末在庫率は、生産量が増加したことにより前年度と比べて1.0ポイント上回り27.7%となる見込みです(表1-1-1)。

とうもろこしの世界全体の生産量は、米国、EU等で増加することから、前年度に比べて増加する見込みです。また、期末在庫率は、生産量が増加したことにより前年度と比べて0.9ポイント上回り19.0%となる見込みです。

米の世界全体の生産量は、インド等で減少することから、前年度に比べて減少する見込みです。また、期末在庫率は、生産量が減少したことに加えて、需要量が中国、インドネシア等で増加することから、前年度と比べて2.0ポイント下回り20.2%となる見込みです。

大豆の世界全体の生産量は、米国、ブラジル等で増加することから、前年度に比べて増加する見込みです。また、期末在庫率は、生産量が増加したことにより前年度と比べて6.7ポイント上回り31.0%となる見込みです。



(穀物等の国際価格は低下傾向)

穀物等の国際価格は、主要国での天候不順や食料需給をめぐる要因等により平成20(2008)年に過去最高水準となり、平成24(2012)年には、米国の高温・乾燥の影響によりとうもろこし、大豆の国際価格が史上最高値を記録しましたが、その後、高水準ながら落着きをみせています(図1-1-2)。平成26(2014)年は、小麦は世界全体の在庫量が多いことから国際価格は低下し、とうもろこし及び大豆については米国の順調な生育による豊作が見込まれることから国際価格は低下しました。さらに、米については、平成25(2013)年2月以降、タイ政府在庫の積極的な輸出が行われたことから国際価格が低下していましたが、タイ政府は平成26(2014)年5月末から8月末まで政府在庫の数量や品質を検査するとして輸出を一時停止し、これを受け国際価格はやや値を戻しました。


図1-1-2 穀物等の国際価格の推移


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