(1)交渉の経緯 ア 交渉の概要

TPP交渉は、シンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイ、米国、豪州、ペルー及びベトナムの計8か国によって平成22(2010)年3月に開始されました。その後、同年10月にマレーシア、平成24(2012)年11月にメキシコ及びカナダ、平成25(2013)年7月に我が国が参加し、最終的には12か国で交渉が行われました(図2)。
交渉は、自由貿易協定(FTA)(*1)の基本的な構成要素である物品市場アクセス(物品の関税の撤廃・削減)やサービス貿易のみではなく、非関税分野(投資、競争、知的財産、政府調達等)におけるルール作りのほか、新たな分野(環境、労働、分野横断的事項等)を含む幅広い分野にわたりました(図3)。

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