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農林水産省

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(1)世界の食料の需給動向 イ 食料需給をめぐる今後の見通し


(開発途上国を中心とする人口増加等により、世界の穀物等の需要は増加の見通し)

世界の人口は、開発途上国を中心に増加し、平成62(2050)年には97億人になる見通しとなっています(図表1-3-4)。特に、アフリカでは12億人から25億人と約2倍に増加するとされています。

このような中、世界の穀物需要については、開発途上国を中心とする肉類需要の増加に伴う飼料用と人口増による食用が増加することで、全体として増加する見通しです(図表1-3-5)。

これまで世界の穀物の生産量は、技術革新等による単収の向上で支えられ、需要量の増加に対応してきました(図表1-3-6)。しかしながら、近年は単収の伸び率は鈍化してきており、今後、遺伝子組換え作物導入等で一定の伸びが期待されるものの、地球温暖化等の気候変動や、水需給の逼迫(ひっぱく)、土壌劣化等も不安要素として存在しており、中長期的には、穀物需給の逼迫(ひっぱく)も懸念されています。

世界全体の食肉需要の見通しを種類別に見ると、平成37(2025)年には、家きん肉1億3,126万t、豚肉1億3,080万t、牛肉7,746万tとなっています(図表1-3-7)。先進国と開発途上国で平成7(1995)年から平成37(2025)年の増減率を見ると、先進国では、家きん肉の需要が大きく伸びる一方で、牛肉の需要は低下する見通しです(図表1-3-8)。開発途上国においては、牛肉と豚肉の需要も家きん肉の水準には及ばないものの大きく伸びる見通しです。また、1人当たり年間消費量の見通しは、牛肉6.7kg/年、豚肉12.5 kg/年、家きん肉14.2kg/年で、家きん肉については、平成7(1995)年の8.5 kg/年から30年間で約1.7倍増加する見通しとなっています(*1)。

*1 OECD-FAO「Agricultural Outlook 2016-2025」(平成28(2016)年7月公表)



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