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関東農政局

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令和3年度 農福連携推進 関東ブロックオンラインセミナーの開催について

 障害者や高齢者が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取組である農福連携は、年々広がりをみせていますが、それぞれの障害者や高齢者の特性に適した対策・対応・受入体制の整備等の新たな課題も顕在化しています。障害者や高齢者について、先進的に取り組んでいる農福連携の事例等を紹介し、最近の情勢を知っていただく「学びの場」として、農福連携推進関東ブロックオンラインセミナーを開催しました(開催日時:令和4年3月22日火曜日 14時00分~17時00分)。

オンラインセミナーの内容

オンラインセミナーは、施策説明、基調講演、事例発表、パネルディスカッションから構成されています。

  • 関東農政局農村振興部長あいさつ
  • 施策説明 厚生労働省 社会援・援護局 地域福祉課、関東農政局農村振興部農村計画課
  • 基調講演 特定非営利活動法人土と風の舎 代表理事 渋谷 雅史 氏
  • 事例発表 帝人ソレイユ株式会社 取締役 統括マネージャー 鈴木 崇之 氏
  • 事例発表 社会福祉法人ゆずりは会 代表 小淵 久則 氏
  • パネルディスカッション コーディネーター 埼玉福興株式会社 代表取締役 新井 利昌 氏

     

1.施策説明


関連資料

2.基調講演



特定非営利活動法人 土と風の舎 代表理事 渋谷 雅史 氏

「障害特性に対応した農福連携の取り組み方」

【プロフィール】
埼玉県川越市内の農地を活用し、障害や世代を超えて誰もが自然と触れ合える農園「こえどファーム」を企画運営。病院や福祉施設での園芸療法のほか、障害者の自立・就労支援活動として障害者に向けた農園就労研修、支援者や農業者に対して障害者支援セミナーを開催している。農福連携技術者支援育成研修講師。2002年の土と風の舎の設立とともに副代表理事就任。2005年より代表理事。現在、園芸福祉士として埼玉県を中心に農業や園芸、花やみどりを活かした地域づくり、社会づくりに取り組むかたわら、園芸福祉活動の全国への普及に努めている。

3.事例報告

(1)帝人ソレイユ株式会社 取締役 統括マネージャー 鈴木 崇之 氏

「帝人ソレイユの農福連携の取り組み~「やりがい」と「はたらく楽しさ」~」



【プロフィール】
家族に障害者を持つ帝人社員の有志3名で、農福連携に携わる特例子会社を本社に提案。自ら家庭菜園を楽しみつつ、週末農業学校に通いながら、帝人ソレイユを設立。ハンディキャップがあっても経済成長に貢献できる、”やりがい”と”働く楽しさ”の溢れる社会の実現を目指し、千葉県我孫子市にある「ポレポレファーム 」(※ スワヒリ語で「ゆっくり、ゆっくり」、「ぼちぼち行こう」の意味。)で野菜、エディブルフラワー、胡蝶蘭を生産・販売。両親も含めて家族で我孫子市に移住。


(2)社会福祉法人ゆずりは会 障害福祉サービス事業所菜の花 管理者 小淵 久則 氏

「菜の花の農福連携の取り組み」



【プロフィール】
地元農協の職員を経て福祉の世界へ転職。ゆずりは会運営の障害者福祉サービス事業所菜の花の管理を務める。社会福祉法人ゆずりは会理事。ノウフクJAS検査員。自然栽培パーティ関東ブロックリーダー。農福連携技術支援者。農福連携特例子会社連絡会オブザーバー。農業による障害者就労支援を実践。全国の農福連携のリーディングモデルとなることを目指す。

4.パネルディスカッション

テーマ:「多様化する障害者等の参画と適正を活かした活躍を進めるために」

  • 基調講演、事例報告登壇者とともに関東ブロック障害者就農促進協議会会長を務める、埼玉福興株式会社代表取締役 新井 利昌 氏がパネルディスカッションのコーディネーターとして討議を行います。


オンラインセミナーに関してご意見・ご質問のある方は、事務局まで連絡をお願いします。
また、関東ブロック障害者就農促進協議会会員の方でセミナーを聴講された方は、お手数ですが、アンケート回答への御協力をお願いします。

オンラインセミナーアンケート(EXCEL : 20KB)

宛先:関東ブロック障害者就農促進協議会事務局 e-mail: noufuku_maffkanto@maff.go.jp

お問合せ先

農村振興部農村計画課

担当者:技術班
ダイヤルイン:048-740-0480
FAX番号:048-601-0082