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関東農政局

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1.農村の変貌

  現代社会は、国民の8割が農村で暮らしていた昭和30年代頃とは大きく変化しています。経済の成長とともに農業と他産業との収益の格差は拡大、食料自給率も大幅に低下するなど農業は弱体化しました。農村では過疎、高齢化、担い手不足など深刻な事態が発生。農家人口も1割前後となり、農村は大きく様変わりしました。

  村の全員が修理していた江戸時代とは比較にならないほど水利システムは高度化・大規模化しました。しかし、それを管理する農家は減少する一方です。また、農村の都市化や混住化に伴って川や水路の水質も悪化、水路には生ゴミ、空き缶、家電製品や自転車などが投棄され、市民の転落防止用安全柵も設置したりと、施設の管理や修理費の負担は年々増加する傾向にあります。

  さらに、戦後に造られた水利施設も老朽化し、水土里ネットによる管理は限界に瀕しています。



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農村振興部設計課

ダイヤルイン:048-600-0600
FAX番号:048-600-0624