1.日本の食糧事情
主要先進国の食料自給率の推移
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わが国の食料自給率は主要先進国の中で最低の水準となっています。
なお、2012年度は39%でした。
注)食料自給率は熱量(カロリー)ベース資料:農林水産省「食糧需給表」FAO「Food Balace Sheets」
わが国の主な品目別食料自給率の推移
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主な食料品の自給率は、概ね低下傾向にあり、特に野菜、肉類は一貫して低下してます。また、小麦、大豆の自給率は、低い水準にとどまっています。
注)食料自給率は重量ベース
資料:農林水産省「食糧需給表」
主な輸入農産物の生産に必要な海外の作付面積(試算)
農産物の輸入量を作付面積に換算すると約1,200万haとなります。つまり、わが国は日本の農地面積約467万haのおよそ2.5倍に及ぶ農地を海外に依存していることになります。
資料:農林水産省「食料需給表」「耕地及び作付面積統計」、財務省「貿易統計」、USDA「Agricultural Statistics」,FAO「Production Yearbook」 |
食料自給に関する意識
資料:農林水産省「食料自給率に関する意識・意向調査結果(モニター調査)」(平成15年) |
大部分の国民が将来の食料に不安を感じています。平成15年に行われた意識調査(右グラフ)では、わが国の食料自給について「非常に不安がある」「ある程度不安がある」と答えた人が合わせて9割を占めています。
また、わが国の食料自給率について、「低い」「どちらかというと低い」と感じている人は、平成26年の調査で約7割を占めています。(下グラフ)
食料自給率が40%であることについて
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