プレスリリース
神奈川県における豚熱の患畜の確認に伴う関東農政局の対応について
本日、神奈川県相模原市の養豚農場において豚熱の患畜(国内69例目)が確認されたことから、本事案に的確に対応するため、「関東農政局豚熱対策本部」(本部長:関東農政局長)を開催し、農林水産本省及び神奈川県その他の関係機関と連携し、関東農政局として以下の対応を行うことを決定しました。1.経緯
(1) 神奈川県は、昨日(7月7日(水曜日))、同県相模原市の農場の死亡子豚(ワクチン未接種)を解剖したところ、豚熱が疑われる所見を確認しました。(2) 神奈川県の検査により豚熱の疑いが生じたため、農研機構動物衛生研究部門(注)で精密検査を実施したところ、本日(7月8日(木曜日))、豚熱の患畜であることが判明しました。
(注)国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門:国内唯一の動物衛生に関する研究機関
2.今後の対応
(1) 関係機関との連絡調整及び情報収集(2) 派遣要請に備えた防疫作業従事者の派遣準備
(3) 生産者、消費者、流通業者等への正確な情報提供
(4) 相談窓口の設置(済)
3.豚熱に関する相談窓口(対象:生産者、消費者、流通業者等)
消費安全部 消費生活課(直通)048-740-0359
4.その他
(1) 豚熱は、豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません。(2) 現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、農家の方のプライバシーを侵害するおそれがあることなどから厳に慎むよう御協力をお願いいたします。特に、ヘリコプターやドローンを使用しての取材は防疫作業の妨げとなるため、厳に慎むようお願いいたします。
(3) 今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者は根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いいたします。お問合せ先
消費・安全部 畜水産安全管理課
担当者:矢野、後藤
代表:048-600-0600(内線3231)
ダイヤルイン:048-740-0369
FAX番号:048-601-0548