食の安全・安心をテーマに講義
-出張講座「なら食と農の魅力創造国際大学校」-
近畿農政局は、令和2年7月16日(木曜日)、齊藤消費・安全部長が講師となり、なら食と農の魅力創造国際大学校において、アグリマネジメント学科の2年生15名に対して出張講座を実施しました。
当日は、食の安全・安心をテーマとして、食品についての「安全」と「安心」の関係、食品の安全性の概念、農場から食品までの安全管理、農薬登録のしくみ、農薬のリスク管理などについて講義をしました。
また、将来、農業者となり、自ら生産した農産物を加工し、不特定多数の消費者へ販売をする場合は食品事業者の立場となることも想定されることから、食品表示の義務についての説明も行いました。
質疑としては、今後の生産者は海外への販売展開も見据える中で、GAP等の認証取得やリスク評価機関についての質問があり、将来の担う農業に対して関心の高さをうかがうことができました。
出張講座について
近畿農政局は、学生の皆さんに対し、食料・農業の現状や、関係する政策等を幅広く紹介することを通じて、次世代を担う若い方々に、将来、食や農業、地域の活性化等に深く関心を有し、社会をリードする人材となってもらうことを目的として、出張講座を実施しています。
農産物の生産、食の安全と消費者の信頼確保、和食など、食料・農業・農村に関心をお持ちの大学であれば、学部・学科は問わず、講義・ゼミの1コマ等、ご希望に合わせて対応します。
随時受付をしておりますので、下記ページの「出張講座申し込みフォーム」からお申し込みください。
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