「農林水産祭天皇杯」受賞者が表敬訪問

滋賀県竜王町 有限会社古株牧場

11月30日(月曜日)、大坪局長は、令和2年度農林水産祭の多角化経営部門で「天皇杯」を受賞された有限会社古株牧場代表取締役の古株治明さん及びチーズ製造担当の古株つや子さんの表敬訪問を受けました。

古株さんは、水稲、酪農、肉用牛に自家生乳を用いた乳製品の加工・販売を加えた複合経営を展開し、「牧場に来て牛乳を生産する牛を見て欲しい」というこだわりのもと、「地に足をつけた農業」をコンセプトに地域でいち早く6次産業化を実践されてきました。

特に、ソフトクリームやジェラート、チーズ、ピザなど来客の要望を汲み取った商品開発や高品質の加工品作りに挑むとともに、平成17年には農場内にジェラートショップ「湖華舞（こかぶ）」を開設し、平成22年には近隣に進出したアウトレットパークに2号店を、平成29年には守山市内の商業施設に3号店を出店し、良質な生乳のみを使用した乳製品は消費者から高く評価されています。

また、チーズやピザ作りなどの食育体験のほか、地元観光協会と連携した水稲栽培体験ツアーの実施や、稲わらを収集して牛糞を還元する循環型農業を展開するなど、地域農業へも貢献されています。

この度の受賞、誠におめでとうございます。