京都芸術大学との連携協定による現地研修
近畿農政局は、京都芸術大学との包括的連携協定に係る取組として、以下のとおり現地研修を行いました。
・日清食品関西工場
令和4年5月20日(金曜日)、京都芸術大学の学生17名が、滋賀県栗東市の日清食品関西工場において現地研修を行いました。
当日は日清食品関西工場の概要紹介、またカップヌードルができるまでの製造工程について動画を視聴した後、マイカップヌードルの作成を体験しました。その後製造工場内部を見学させていただき、最後に質疑応答を行いました。
質疑応答では、「具材として使われている野菜は、どこからどのようにして入手しているのか」「広告で打ち出しているイメージと、作り手として商品にこめている思いやこだわりに差があるか」など沢山の質問が出されました。
マイカップヌードルの容器をデザインする学生
質疑応答の様子
・株式会社ライフコーポレーション大阪本社
令和4年5月20日(金曜日)京都芸術大学の学生4名が株式会社ライフ大阪本社を訪問し、「価格転嫁」をテーマに現地研修を行いました。
ライフは全国288カ所(本年4月末)の店舗を展開する大阪府豊中店を発祥とする老舗の食品スーパーマーケットで、2021年で創業60周年を迎えました。スーパー業界では低価格を武器にするディスカウントストアが業績を伸ばし、昨今の原料価格の高騰により、厳しい経営の舵取りを求められる中、ライフ独自の先駆的取組を丁寧に説明していただき、販売方法について多くの質問が出されました。
また、商品の売り方や見せ方についても説明いただき、芸術大学の学生ならではの目線で売り場に興味を持って観察する姿は印象的でした。
ライフ大阪本社中田広報課長(写真奥)から丁寧に説明いただきました。
現地研修後の集合写真
・株式会社ナチュラリズム
令和4年5月27日(金曜日)、京都芸術大学の学生13名が、兵庫県神戸市の株式会社ナチュラリズムにて現地研修を行いました。
同社の農園であるナチュラリズムファームでは、有機農業とCSA(野菜の作付費用として一定期間内の作付代金を消費者から先払いで受け取る仕組み)を実践されています。研修では代表取締役大皿様より取組概要の説明の後、実際に圃場に赴き、そこで育てている農作物等について説明いただき、最後に質疑応答を行いました。
質疑応答では、「CSAで集客する際に苦労したことは何か」「農家と消費者の顔が互いに見える関係を重視されるのはなぜか」など沢山の質問が出されました。
会社の取組の説明
圃場での説明の様子
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