スマート農業取組地区(天王ナチュラルファーム)と意見交換しました
大阪府 能勢町
令和4年6月3日、近畿農政局 渡辺次長は農研機構 西日本農研センターの西田社長とともに、スマート農業実証プロジェクトに取り組んだ天王ナチュラルファームを訪問し、会長の東 正明氏、副会長の岡 栄治氏と意見交換を行いました。
東氏からは、中山間地域の生産者の高齢化により農業の継続が難しいことが課題であり、水田作の労働力を削減し農業を継続するためにスマート農業を導入したことや、一方で、その魅力を若者に伝えることで若者の農業や当該地区への関心を高め、天王地域の活性化につなげたいという話などをお聞きしました。
岡氏からは、ドローンを活用した湛水直播による省力化、直播により増加が懸念される水田雑草の防除対応、リモコン草刈り機による畦畔除草、直播と移植との収量差などの話をお聞きしました。
また、実証プロジェクトで導入したスマート農業機械の活用、今後の若者の呼び込みについて、意見交換を行いました。
スマート農業取組の説明
ドローンで湛水直播したほ場にて出芽した苗
東会長によるリモコン草刈り機の説明
岡副会長による水管理システムの説明
(参考)5月14日に実施されたドローンによる湛水直播の様子
お問合せ先
生産部生産技術環境課
ダイヤルイン:075-414-9722