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近畿農政局

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「令和4年度食育推進Web交流会」を開催しました

近畿農政局は、令和4年6月23日(木曜日)、近畿地域の食育ネットワーク「未来につなぐ食育倶楽部」会員と近畿管内教職員等(教員、事務職員、栄養士等)を対象とした「令和4年度食育推進Web交流会」を開催しました。

はじめに、東洋大学附属姫路高等学校 地域活性部 PROJECT TOYO 学生代表から、『第6回食育活動表彰』(農林水産省主催)で教育等関係者の部において消費・安全局長賞を受賞した食育活動について、活動紹介の動画を交えて発表いただきました。3年前、3人で始まった活動の経緯や、収穫した野菜等を有効利用したジェラートや缶詰等の商品開発、害獣である鹿を地域資源として鹿肉を活用した缶詰等の作成など、地域の農業者や食品事業者等の協力を得ながら活動を展開した様子を発表いただきました。
参加者からは、「地域活性化、農業の話など、高校生が3年間でここまでの活動をしていることに感動した。」「活動の前と後で、将来の夢が変わったか。」などの声があり、高校生から「地域貢献、社会学に興味ができた」と回答がありました。

次いで、「近畿の食育仕事人」に登録されている株式会社omochi代表取締役社長 土井仁吾氏から若い世代の食育に対する関心を促すための取組について、「「宇宙」をテーマに食べ物について学んでみよう!」など、反響が良かったワークショップ・授業の事例などを交え、食を切り口にした探究的な学びづくりの取り組みを紹介いただきました。
参加者からは、「授業とつなげていくための工夫や知識だけで終わらないようにするにはどういった工夫が必要か。」などの質問があり、土井氏から「科目と結び付け、子供たちがのめりこめるプログラム作りがポイント」との回答がありました。

終了後、参加者からは、「東洋大学附属姫路高等学校の生徒さんや先生方の意欲と工夫に感動した。高校生の発想は柔軟!」「高校生の取組は立派なもの。」「土井さんのプレゼンから様々な食育のヒントをいただいた。」「土井さんの活動は特に興味深く、今後参考にさせていただきたい。」などの感想がありました。

開会の挨拶をする宮嶋消費・安全調整官開会の挨拶をする近畿農政局の宮嶋消費・安全調整官

挨拶する大森校長挨拶する東洋大学附属姫路高等学校の大森校長

開発した商品等東洋大学附属姫路高等学校 地域活性部PROJECT TOYOが開発した商品等の紹介

学生代表の発表発表する東洋大学附属姫路高等学校 学生代表

土井仁吾氏の取組の説明自身の取組を説明する「近畿の食育仕事人」土井仁吾氏


土井氏が取り組んだワークショップの紹介

お問合せ先

消費・安全部 消費生活課

担当者:食育担当
ダイヤルイン:075-414-9771
FAX番号:075-414-9910