「水田野菜等高収益作物の生産・需要拡大現地検討会」を開催しました
主食用米の需要量が減少する中、水田の有効活用を通じて、生産者にとっても収益性のある野菜や地産地消に結び付く地場農産物等の生産を拡大し、実需者・消費者のニーズに応えていくことが必要となっています。
このような課題解決に向けた取組の一環として、近畿農政局では市町村やJAと合同で、加工・業務用事業者、量販店等の実需者を生産現場に招いた現地検討会を開催しています。
11月7日、滋賀県東近江市で開催した検討会では、生産者(9団体)、実需者(8社)、関係者等56名の参加を、続く、22日のJA兵庫六甲(兵庫県神戸市)での検討会では、生産者(4団体)、実需者(7社)、関係者等38名の参加を得ました。
会場では、生産者からは、生産上の課題や販売を強化する品目の紹介、実需者からは、取扱いを希望する野菜等の説明があったほか、地元野菜の試食や商談に向けた意見交換が行われました。
また、意見交換の後、ほ場を視察し、野菜の特徴や栽培状況、出荷時期などについて情報交換が行われました。
今後とも、現地検討会を通じて、生産者と実需者のコミュニケーションを進めていくこととしています。
〇東近江市における検討会と現地調査
〇JA兵庫六甲における検討会と現地調査
お問合せ先
生産部生産振興課・園芸特産課
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