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近畿農政局

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事業の進捗状況


- 呑吐ダム揚水機場の設置  kansei(H27年度)
- 小水力発電所の建設  kansei(H27年度)
- 北神戸調整池の建設  kansei(H28年度)
- 水利施設の補修・改修  ~R3年度
- 水利施設の耐震対策  ~R3年度
- 淡山連絡揚水機場の設置  ~R元年度
- 地区内水管理施設の整備  kansei(H30年度)
- ダムの満水面保護工  R元~R3年度
   
一般計画平面図(PDF:5,540KB)  

呑吐ダム揚水機場の設置kansei(平成27年度)

  受益地における北部地域(大川瀬ダム掛)では水稲を中心とした営農が行われ、南部地域(呑吐ダム掛)では水稲に大麦、キャベツ等を組み合わせた営農がそれぞれで行われています。北部ではうるち米よりも多くの水を必要とする酒米(山田錦)の作付けが前歴の事業計画時より増加しており、南部に比較してダム依存がより大きいため、度々用水不足が生じています。

  しかし、山田幹線掛の受益地は大川瀬ダムを水源としているために比較的水源として余裕のある呑吐ダムを有効利用出来ませんでした。そこで、呑吐ダムに揚水機場を設置し、呑吐ダムから山田幹線に揚水(補給)することにより、北部地域と南部地域の水利用の再編を図りました。

呑吐ダム揚水機場

小水力発電所の建設

    大川瀬ダムおよび呑吐ダムにおいて、ダムからの取水を利用した発電を行うため、堤体下流に小水力発電所を設置しました。

  両ダムで使用されている発電機はシャフトを持たない構造です。そのため、オイル等の潤滑油を使わず、下流の水質を悪化させない仕組みとなっています。


水車の仕組み

大川瀬ダム小水力発電所の建設(平成28年度より運転開始)


大川瀬ダム小水力発電所

大川瀬ダム小水力発電所(外観) 小水力発電機(試運転の様子)

呑吐ダム小水力発電所建設(平成28年度より運転開始)

呑吐ダム小水力発電所


発電機設置の様子
 呑吐ダム小水力発電所(外観)    発電機設置の様子

北神戸調整池の建設kansei(平成28年度)

  大川瀬導水路(北神戸第1段揚水機場)からポンプアップする北神戸幹線水路では、大川瀬ダムから距離があるため、ダムから送水を開始してから必要な流量が受益地に到達するまでに時間がかかります。そのため、ポンプの間断的な運転に伴って大川瀬導水路の流況が不安定になるなど、水管理に苦慮してきました。

  そこで、北神戸調整池を新設して調整可能な容量を拡大することにより、用水が到達するまでの時間の差を解消し、大川瀬道水路の流況安定と共に適時適切な水管理を実現させました。また、大川瀬導水路等の機能診断や維持補修の期間においても、冬期の畑(細川支線水路掛等)への用水確保が可能となり断水を回避できるようになります。
 

水利施設の補修・改修

淡山疏水の改修(工事中)

  明治から大正にかけて進められた淡河川・山田川疏水事業(明治21年~大正8年)において建設された淡山疏水は、地域農業の発展に大きく貢献するなど、まさに東播磨地域の水利開発のシンボルです。

  しかし、これらの水利施設は築造後100年以上経過しているものもあり、老朽化が進行しています。また、不測の事態が発生し、これらの主要な水利施設が破損した場合、農業基盤のみならず、地域全体に対して甚大な被害を及ぼす可能性もあります。老朽箇所として下に示すような部材剥離や継ぎ目の開き、大量の湧水等が確認されておりましたが、それぞれに対して補修と改修を行うことにより、農業用水の安定供給を続けていきます。
老朽化した淡山水路


緑ヶ丘サイホンの新設(工事中)

  築造後100年以上経過している淡山疏水の上部は、長い年月が経過する中で一部が宅地化しています。万が一、施設の老朽化による陥没事故等があれば、大きな社会的影響を与える恐れがあります。そのため、本事業においては、地盤の崩落を防ぎながらトンネルを掘り進める、シールド工法を用いて住宅地下に頑丈な水路(緑ヶ丘サイホン)を新設します。
緑ヶ丘サイホン

大川瀬導水路の改修kansei(平成30年度)

  大川瀬導水路は国営東播用水農業水利事業(一期事業)において造成された大川瀬ダムと呑吐ダムを結ぶ幹線水路であり、東播用水地区における幹線水路の中でも特に重要な水路です。しかし、水路の造成後約30年が経過したこともあり、老朽化が進行しておりました。本事業では平成28,29,30年度の3ヵ年に渡って大川瀬導水路の改修を行い、老朽箇所の改修や補強等を行いました。

大川瀬工事


水利施設の耐震対策

  本事業の受益地内には水管橋や水路橋が多く存在します。地震等が起こった場合、万が一これらの水利施設が損害を受け、大量の漏水を引き起こすことがあれば、地域農業のみならず第三者にも重大な影響を与える恐れがあります。そこで、本事業においては各施設に対し、老朽化した農業水利施設の更新に併せて耐震化対策を実施します。なお、大川瀬導水路では、大川瀬水路橋を含めた5ヶ所の水管橋・水路橋の耐震対策を計画しており、平成28~30年度にかけて工事を実施しました。

大川瀬水路橋の耐震対策kansei(H28年度)

  印南野台地への農業用水、神戸市を含む下流地域への上水の供給を担う重要な施設である大川瀬水管橋について耐震対策を行いました。橋脚については巻き立てコンクリートによる耐震補強を実施すると共に、上部の水路には落橋防止を目的とした変位制限装置を設置しました。

耐震対策のBEFORE&AFTER
大川瀬水管橋の耐震対策

淡山連絡揚水機場の設置 (平成30年度末現在)

淡山疏水で造成した水路の上部は宅地化が進んでおり、このまま老朽化が進行すれば陥没事故につながりかねません。そこで本事業では、老朽化が著しく、かつ宅地下に存在する水路区間は廃止する計画となっております。したがって、廃止する水路区間の代わりとなる新たな水路を造成し、淡山疏水で造成された水路と接続させる必要があります。この役割を果たすのが淡山連絡揚水機場です。淡山連絡揚水機場は毎秒0.8tもの農業用水を揚水することが可能で、さらに、上下流の用水需給に柔軟に対応するため巨大な吸水槽を設けています。

淡山連絡揚水機場の設置


地区内水管理施設の整備kansei(平成30年度)

本事業では、国営東播用水農業水利事業によって整備した水管理システムをアップデートしています。ここで言う水管理システムとは、ダムのゲートや頭首工などの農業水利施設を遠隔で操作・管理できるシステムのことで、南北に長大な水利ネットワークを築いている東播用水地区においては不可欠な設備です。アップデートの内容は大きく分けて2種類あり、ひとつは淡山連絡揚水機場などの本事業で新たに造成した施設を遠隔で操作・管理できるようにしたこと、もうひとつは既に造成している施設において遠隔で行うことのできる操作・管理内容の機能向上です。
水管理システム







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お問合せ先

東播用水二期農業水利事業所

住所:651-2304 神戸市西区神出町小束野30-19
電話:078-965-1246
FAX:078-965-1248

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