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近畿農政局

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いけばな文化により国際的な交流へ展開
華道家元池坊(京都府京都市)

【印刷用】(PDF : 100KB)

取組概要

京都で550年以上のいけばなの歴史を持つ池坊では、日本文化の学習を目的とした外国人旅行者や留学生を対象として、いけばな体験の取組を行っています。
取組のきっかけは、行政や国際交流を行う団体等からの依頼、海外でいけばなを指導している教授からの要望を受けて協力したことであり、現在は、ミスインターナショナルやハーバード大学、日本語を履修したロシアの高校生等、いくつかの団体では継続した取組として定着してきています。
いけばな体験は、京都の池坊会館と東京の池坊東京会館で行っており、外国人学生に対しては京都の学校華道課が主に対応しています。いけばな体験の様子はホームページでも紹介しており、現在では、ロシア、アメリカ、中国、台湾等の学生等、この1年間で延べ260名の方がいけばな体験をしています。

取組推進のポイント

留学生を対象としたいけばな体験の場合には、いけばなの歴史や花型等を説明し、講師によるデモンストレーション終了後には、実際に各自が花を生け、講師が作品の手直しを行います。
その際、原則として通訳の同行をお願いしていますが、同行できない場合には、外国語が話せる職員で対応することもあります。
いけばな体験の対象者によっては、外国語が話せる池坊中央研修学院(池坊の最高研修機関)講師にいけばな体験の講師を依頼する場合もあります。

課題

現在、インバウンド専門の部署がないため、外国人学生の対応については学校華道課、外国人旅行者については総務課が対応していますが、今後増加が予想されるため、スタッフの確保や会場の確保等の体制作りが必要と考えています。
また、留学生に対しては、より幅広いいけばな体験活動の情報提供も必要と考えています。いけばな体験は、単なるツアーの一体験としてではなく、いけばなを通じて日本文化の精神性を理解するという心構えを持って参加することが望ましいと考えています。
池坊には海外32か国に支部があり、いけばなが一度だけの体験で終わることなく、帰国してもいけばなを続けていただけるような取組も必要と考えています。

 将来展望

この10年間で外国人旅行者のいけばな体験希望者は増加傾向にあり、2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会に向けて、外国人旅行者や留学生へのいけばな体験の推進に加え、例えば選手へのいけばな体験等、何らかの形で貢献したいと考えています。

お問合せ先

企画調整室
ダイヤルイン:075-414-9036
 FAX:075-414-9060

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