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近畿農政局

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京都に広がるハラールなお店
グローバル志塾・マレーシア科学大学(京都府京都市)

【印刷用】(PDF : 232KB)

取組概要

東南アジア諸国の経済発展により、ASEAN新興国から中間所得層のイスラーム教徒(ムスリム)の訪日外国人旅行客が増加するとともに、訪京する留学生も増えています。これら若者にも毎日、気軽に食事ができる場所が必要です。
ムスリムは、食生活において一般的に「豚あるいはその成分が含まれるもの」、「アルコールあるいはその成分が含まれるもの」は禁忌で、さらに獣肉のと殺方法、食品の製造過程や輸送、販売や提供の仕方まで詳細にわたって決められています。
これらの状況を考えると、ハラール認証はなくとも、彼らが食することが可能と判断できるよう情報提供することが重要と考え、ムスリムフレンドリーショップのパンフレットを作成しました。

パンフレット

取組推進のポイント

ムスリムをマレーシアから招聘し、京都市でムスリムに親和性の高い和食や和菓子の店舗、小売店などを調査して、店舗事業者の許可を得た上で「ムスリム・フレンドリー・ロゴマーク(MFL)」を貼付しました。
この情報は、多言語化(英語・マレー語)して、ウェブ上の地図情報に反映し、写真などとともに公開しました。
ほとんどの店がこの活動に協力的であり、現在、約50店舗を紹介しています。これによって京都市内で手頃な値段で安心して食を楽しむことができる、ムスリム観光インフラを構築できました。

店舗調査

課題

訪京する若者を対象とし、一食の価格を千円程度としているため、価格の問題で選択の幅が狭くなり、コースの懐石料理などには手が届きません。また、ミリンについても、ムスリム個々によって考え方は様々で、「アルコールを含むのでミリンは使用できない」と画一的に考える誤解が生じています。

 将来展望

清潔さ、丁寧さ、味の旨みなど、日本の食に対する評価は非常に高く、食材や調理内容を開示することで、日本産品はハラール認証がなくても購買される可能性は高いと考えています。
和食・和菓子を始め、京の伝統的な文化を視覚化と多言語化による情報開示で、潜在的な需要が高いムスリムに対して、「ムスリムフレンドリーな京都文化」という新しい価値観の構築・提供を行うことにより、地域経済の活性化を目指しています。

お問合せ先

企画調整室
ダイヤルイン:075-414-9036
 FAX:075-414-9060

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