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近畿農政局

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世界遺産高野山で宿坊に泊まり、精進料理をいただく
一般社団法人高野山宿坊協会(和歌山県伊都郡高野町)

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取組概要

高野山は、平安時代の初め、弘法大師によって開かれた日本仏教の一大聖地で、標高約1,000メートル前後の山々が連なり、平成16年には「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。
海外から訪れる方は、フランスからの旅行者が多く、その理由としてミシュラン旅ガイド日本版で3つ星を受けた知名度があるようです。
現在、高野山には52軒の宿坊があり、約5,000人の宿泊者を受け入れることができます。イスラム教のハラールに対応した宿坊も1軒あります。
食事については、宿坊に宿泊すると夕食に精進料理が提供され、和食として、仏門の修行の一部として受け入れられています。特に「ごま豆腐」は地元で作られた一品です。その他、料理に使われる材料の一部は、地元の生産者から寺院へお供えされたものを使っています。また、昼食での精進料理の予約も受け付けています。精進料理は寺院によって料理内容が異なり、京都で修業した板前さんが包丁を振るう寺院もあります。

取組推進のポイント

宿坊協会、総本山金剛峯寺、行政(高野町)、商工会が推進協議会(現・高野町観光協会)を結成し、特色のあるイベント(夜の奥の院散策等)を行っています。また、宿坊や町の主要なところでWi-Fi通信ができるように整備し、インターネット接続環境を拡大・充実しています。
また、過去には、予約を入れても当日来られない方がいます。そのような場合、キャンセル料が発生するのですが、外国にいる相手から徴収するのは困難であるため、結局損害となってしまいます。現在は、インターネットからの申し込みのみで受け付けることとし、カード決済をするなど、万一に備えた体制を取っています。

課題

日本との習慣の違いもあり、部屋の使い方が不清潔で、片付けやゴミを捨てないまま退去する旅行者もいます。
また、言語の関係では、協会の職員で英語を話せる人が4人いますが、最近中国からの旅行者が増加しており、その対応が課題となっています。なお、話が通じない場合、修行僧で話せる人がいるので、通訳を依頼する場合もあります。
その他、駐車場不足を解消するため、外周道路に駐車スペースを確保しています。

将来展望

現在、宿坊に宿泊する人の20%~30%(平成26年は約5万4千人)が外国人旅行者になっており、年々、外国人観光客は右肩上がりとなり、当分この状態は継続されると高野山宿坊協会ではみています。
しかし、地元への経済効果(土産物の購入等)は低く、今後、地域全体に経済効果が出る動きを作り出す必要があると考えています。

お問合せ先

企画調整室
ダイヤルイン:075-414-9036
 FAX:075-414-9060

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