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近畿農政局

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「知る・観る・触れる」体験を通じて紀州備長炭の情報を発信
紀州備長炭振興館(和歌山県日高郡みなべ町)

【印刷用】(PDF : 99KB)

取組概要

みなべ町は、和歌山県のほぼ中央に位置し、備長炭の生産地として県内生産量(1,098t(白炭))の約14%、約150t(年間)を製炭しています。
「紀州備長炭振興館」は、伝統的、歴史的、文化的な価値を持つ備長炭の振興と普及啓発を行っていく場として平成3年に開設されました。
ここでは、国内外の大人から子供まで訪れる人たちが、炭焼き窯出しなどの体験を通じて備長炭の歴史・文化・製造技術を、「知る・観る・触れる」ことができるさまざまな工夫がされています。
訪日外国人の来場者は、ツアー客がほとんどで、ごく一部に備長炭の良さを知りたいとインターネット等で検索し、レンタカー等で訪ねて来る人もいます。

 

取組推進のポイント

現在、日本人・外国人を問わず、大人から子供まで常時体験してもらえるメニューとして「備長炭風鈴作り」や「備長炭ブレスレット作り」があります。なお、「炭焼き窯出し体験」は、炭を焼くタイミングと出すタイミングがあるので、予約制にしており、体験人数も制限して対応しています。

 

課題

25年までは、毎年、台湾からのツアー客が旅行社を通じて来ていましたが、26年はありませんでした。100人規模のツアー客が来ても一度に収容できる施設は振興館にはなく、町の公民館を借りて対応しています。
一方、原材料(うばめがし)の不足(炭の量の10倍の原木)や生産者の減少(現在35人)、高齢化も深刻な問題になっています。海外から、大量に備長炭を購入したいと注文があっても、国内需要で既に足りない状態になっているので応じられていません。
今後、原材料不足の解消に向けて、耕作放棄地に「うばめがし」を植林することや、現存の山林では計画的な「択伐」を継続して行っていきます。

将来展望

現在、みなべ川森林組合が振興館の母体となっており、森林組合の職員が体験希望者の対応を行っています。近い将来には、地元の有志で設立した「みなべ里山活用研究会」を新たなNPOとして立ち上げ、森林組合の活動より枠を広げた取組を行い、地域の活性化につなげていきたいと考えています。また、滞在時間に応じて体験メニューを選択できるよう、短時間コースで「備長炭風鈴作り」「炭焼き体験」等、長時間コースで「択抜体験」「間伐材・搬出体験」等を用意し、濃密な体験から伝統、歴史、文化を広げていきたいと考えています。

お問合せ先

企画調整室
ダイヤルイン:075-414-9036
 FAX:075-414-9060

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