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近畿農政局

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企業、行政等が一体となって関空からの「食」輸出を促進
ALL関西「食」輸出推進委員会、関西フードエクスポート&ブランディング協議会

【印刷用】(PDF : 119KB)

取組概要

関西には青果物の生産地が多くあり、関西国際空港(関空)はぶどう・桃の積出港として国内シェア第1位となっています。近年、牛肉、まだい等の輸出額も伸びています。関空内には国内有数の大規模な低温施設が設置され、低温荷さばき場を鮮魚、青果・野菜、花き・切花ごとに分けて生鮮貨物の輸出入対応を行っています。平成27年8月には新たに「食」輸出対応保税上屋「KIX-Coolexp(キックス・クーレックス)」がオープンしました。3温度帯及び緩衝室を備えた約1,500m2の定温庫により、デリケートな生鮮を取り扱うことができ、簡単な作業も上屋内で可能となりました。
関空を利用した「食」輸出の拡大を図る民間企業の取組を支援するため、24年5月に『ALL関西「食」輸出推進委員会』が設立されました。当委員会は、食輸出に関するセミナーや海外のバイヤーとの商談会を開催するだけではなく、海外現地で関西の「食」PRイベントを実施し、日本へのインバウンド観光客拡大を促進しています。
25年8月には、中小事業者の「食」輸出を代行する組織として『関西・食・輸出推進事業協同組合』が設立され、貿易実務や決裁を代行するとともに、物量を集約して輸出することにより輸送コストを低減する等、中小事業者の海外輸出のハードルを下げることで、輸出拡大の取組に寄与しています。現在では、タイ・シンガポール・マレーシア・マカオ・カンボジア・ドバイの6か国に継続的に毎月1トン程度輸出をしております。
また、マレーシアにおいて、現地伊勢丹と連携し、青果物や水産物・スイーツなどの通信販売を始めるなど、新たな販売体系の導入にも取り組んでいます。こちらについても、組合のレギュラー貨物に混載することにより、輸送コストを大幅に低減することが可能となりました。
あわせて、27年9月にはマレーシアで、28年1月にシンガポールにおいて、物産展、BtoB商談会および関西の食材を使用する限定メニューを設定したレストランフェアを開催するなど、販路の拡大に努めています。
こうした取組もあり、関西空港からの「食」輸出額は、27年度上半期で前年同期比140%と非常に拡大しています。

取組推進のポイント

関空を利用しての「食」輸出をキーワードに、企業、行政等が一体となって、取組を進めることで、物流費用の低減、取引量の増加、売上の向上等につながっています。また、「食」PRイベント時に観光の要素を盛り込むことで、インバウンド観光客誘致にも取り組んでいます。

課題

和食文化や料理方法を紹介することで、日本の農林水産物に対して具体的なイメージが湧くように工夫する必要があります。

将来展望

27年度には、マレーシア等東南アジア諸国を中心に、新規販路開拓、市場マーケティング・販路拡大および通販の商品化に取り組むとともに、事業者への啓発や商品発掘に取り組んできました。今後は更なる販路の拡大や常設店の設置等、新たな販売方法の確立や、関西以外の他地域との産地連携を強化し、輸出に繋げることとしています。
引き続き海外での関西の「食」PRイベントを通じて、日本へのインバウンド観光客拡大も推進することとしています。

お問合せ先

企画調整室
ダイヤルイン:075-414-9036
 FAX:075-414-9060

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