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近畿農政局

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海外の若者をホームステイで受入地域の活力向上へ
室生国際交流村(奈良県宇陀市)

【印刷用】(PDF : 149KB)

取組概要

宇陀市室生地域は、奈良県の東端、三重県名張市に隣接し、女人高野室生寺で知られる中山間地域です。
過疎化、高齢化が進む地域を活性化させたいとの思いから、平成16年に住民が主体となり海外の若者をホームステイで受け入れ、食や農業体験など住民とのふれあいのなかで文化交流を進める室生国際交流村を発足しました。
活動の基本を「楽しむ、継続する、無理をしない」におき、会員の語学力はあえて求めず、わずかな語学力でも受け入れることによって、心と心のコミュニケーションを図り、お互いの国の文化をより深く体感することにしています。
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取組推進のポイント

受入期間中の活動は、室生国際交流村が企画、計画、運営の全てを実行しています。
各ホストファミリー宅では、農作業体験や収穫体験、時には先進農家で日本の「食の安全・安心」に配慮した農業を見学し、自国では経験できないことを体験したり、食事もお昼は地元食材を使ったお弁当、夜は自家製の味噌を使った普段の飾らない家庭料理でもてなすなど、外国の方々が真に期待している日本の農村の姿を経験してもらうよう計画しています。また、家庭によっては、自国の料理をつくってもらうなどの食文化交流も行なっています。
そのほか、座禅体験や農業体験、寺社仏閣見学といった人気の文化体験だけでなく、地元小学校での交流授業をはじめ、老人ホームへの慰問などの社会貢献活動も滞在プログラムに取り入れています。
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将来展望

世界の若者は、日本の生活や文化に興味を持ち、日本への訪問に憧れを持っています。今後は関係する団体が連携し、手を携えて行動すれば、新たな地域活動の一つの大きな潮流となって、地域活力の創出や再生につながると考えています。今後も情報発信を進め、より活動の活性化に努めていきたいと考えています。 #

お問合せ先

企画調整室
ダイヤルイン:075-414-9036
 FAX:075-414-9060

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