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近畿農政局

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滋賀・湖北エリアの収穫体験を外国人観光客に
高島市マキノ農業公園マキノピックランド(滋賀県高島市)

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取組概要

マキノピックランドは、平成11年に高島市が旬の果実狩りを楽しめるように農業公園として整備しました。
園内は、1.さくらんぼ、ブルーベリー、ぶどう、栗、りんごと初夏から秋まで旬の果物の収穫体験ができる果樹園ゾーン、2.果樹園を一直線に抜けるメタセコイア並木が拡がる沿道修景ゾーン、3.施設を総合的に管理するセンターハウスを中心にグラウンドゴルフ場、バーベキューテラスを備えたレストラン、芝生広場、野菜直売所などを整備したパークゾーンの3つのゾーンで構成しており、年間約18万人が訪れます。そのうち、約1割が外国人観光客で、特に、台湾からの団体客には、現地のマスコミに取り上げられたこともあり、ブルーベリーの収穫体験が好評です。また、2.4km続くメタセコイア並木は、「新・日本街路樹百景」にも選ばれ、映画のワンシーンを思わせる景色は、「SNS投稿映え」人気に拍車がかかり、国内外を問わず観光客も増加しています。
マキノピックランド風景

取組推進のポイント

外国人観光客の増加に伴い、敦賀港に入港した大型客船からの団体が予約なしで立ち寄り、旬の果実を収穫体験し、食べることや、豊かな自然を散策することができるなど、食と農インバウンドの取組を推進しています。

課題

マキノピックランドを訪れる観光客は、携帯電話でホームページを閲覧することが多く、外国語への対応の必要性を感じています。当面は、施設内の看板に外国語表記を取り入れたいと考えています。加えて、「宿泊することで得られる心地いい時間」の魅力を伝えられるよう、マキノピックランド周辺に宿泊し、京都、大阪(奈良)を観光で巡るツアーを提唱できないか、また、誘致のためのPR手法を具体的にどうすれば良いか手探りの状態であり、今後の検討課題となっています。 果樹園の写真

将来展望

滋賀県には、琵琶湖をはじめとする豊かな自然や歴史・文化、その豊かな環境で育まれた食などがたくさんあります。また、最近では、隣接する大津市打見山山頂からの琵琶湖眺望や、「ビワイチ」※が脚光を浴びるなど、観光地としての滋賀県のブランドイメージは高まりを見せています。
マキノピックランド周辺には、民宿があり、小中学生の教育旅行の宿泊先として活用され、体験学習として収穫作業体験が行われています。また、外国人観光客に対しては、周辺の施設と協力して受入体制を整えるなど、関係者とタイアップした取組を進める方向です。
※ビワイチ:琵琶湖の周りをサイクリングやウォーキングで一周すること。
メタセコイヤ並木の風景 

お問合せ先

企画調整室
ダイヤルイン:075-414-9036
 FAX:075-414-9060

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