江戸時代に建てられた古民家での農泊
古民家の宿「ふるま家」(京都府福知山市)
取組概要
京都府福知山市の三和地区は、土師川の河岸段丘上に開け、山麓傾斜地に耕地が連なる農林業の町で、丹波くり・松茸等が有名です。 福知山市では、平成26年から里山交流事業で、農家民泊の推進に取り組んでおり、現在10軒の農家民宿が開業しています。平成24年から開業した「ふるま家」では、古民家をリフォームして、居心地のいい宿として、多くの訪日外国人に喜ばれています。平成28年の年間宿泊者は、469名で、北米人等を中心に約8割が訪日外国人旅行者です。 |
取組推進のポイント
福知山市では、高齢化・人口減少による農村集落の活力が低下する中、農家民宿を活用した地域産業の掘り起こしによって地域再生等に取り組んでいます。 「ふるま家」では、野菜の収穫や自家農産物による家庭料理教室が体験できます。また、ホームページは7カ国語に対応しています。 |
課題
「ふるま家」は、3カ国語で対応しており問題はないのですが、地域の農家民宿では、外国人旅行者に対し、「ことば」の壁が出てくるので、通訳アプリ等の活用等対応が求められます。
将来展望
福知山市では、地域資源や自然環境を活かした滞在型アウトドア観光・グリーンツーリズムを通じて、外国人も含めた都市圏からの交流を促進し、地域の活性化を図っていきます。 |
お問合せ先
企画調整室ダイヤルイン:075-414-9036
FAX:075-414-9060