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更新日:2008年07月17日

担当:園芸特産課

産地をたずねて    茶産地 南山城村

南山城村油目茶園 南山城村は、京都府でも東南端に位置し、滋賀県甲賀市、奈良県奈良市、三重県伊賀市に接していて、中央には国道163号とJR関西線が東西に通っていて、京阪神地域と中京圏を結んでいます。

 村の約4分の3は山林で占められて、人里離れた谷間や丘陵の上でも水利のあるところは茶園が広がっています。防霜ファン

 

 

 

 

 

・写真は、油目地区大規模茶園、8.6haあり、乗用式茶園管理機が導入できる緩傾斜茶園。黒い覆いは、てん茶用の直がけ覆い。19年度に交付金事業で防霜ファンが設置されました。

南山城村茶の特色   一番茶刈り取り中                                                                                                                                                                           

 平成20年5月下旬、この時期は、煎茶の一番茶が摘採終期であり、代わって、てん茶が盛期でした。機械摘みも多く、乗用摘採機で摘み取られた茶園が多く見られました。 

 茶の品質の良さは、全国的な品評会でも高い評価を得るなど、「宇治茶の主産地」として広く知られています。

 総栽培面積は288haで、これまで、茶園の拡大整備、共同製茶工場による生産部門の近代化、農協での共同販売による一元集荷体制の確立など、行ってきました。

 現在、南山城村で生産されているお茶は、大きく分けて宇治茶として出荷される高級なもの、もう一つは飲料メーカーへ出荷されるものです。  

                                                                    


 南山城村データ                                                (ha)

  茶園面積           荒廃茶園

 

 

成木園

煎茶園

かぶせ茶

碾 茶

 

京都府

1,533.2

1,467.1

623.5

188.4

446.1

57.4

南山城村

288.4

279.7

243.7

18.0

18.0

20.0

府内順位

 

                                                                                                          *平成18年度京都府茶生産統計より

        (ha)       (ha)
総土地面積   642
 林野面積   462  畑     289
 耕地面積   491   うち普通畑      20
   田      206   うち樹園地    269

                                                                      *総土地面積は、国土地理院平成19年全国都道府県市町村別面積調による。

                        林野面積は、林業センサス、他の面積は、農林水産省 耕地面積調査。

 茶園の8割以上はせん茶     

製茶工場内で説明を聞く

 南山城村の摘採可能な茶園は、その8割以上をせん茶として摘まれ、製茶が行われています。 村南部にある田山地区の製茶工場(田山南部共同製茶)におじゃましてお話を聞くことが出来ました。一番茶の最盛期は終わっており、一ラインだけ可動していました。 この工場は、昭和49年度から稼働していて、合葉方式で製茶作業を行っており、作業の効率化を図っています。組合運営されていて、組合員が14人で36haの面積を処理しています。更に、付加価値化への挑戦としてオーガニック、エコファーマー、てん茶への対応を検討されています。 

 村内には、他にも 高尾地区に共同の製茶工場(コーカ共同、グリーンティ高尾)があります。

 

 挑戦 てん茶 

てん茶工場にて

  てん茶生産されている農家の方にお話を聞くことが出来ました、てん茶の最盛期にもかかわらず、気さくに応対して頂きました。 

 共同製茶組合から独立して、せん茶生産からてん茶生産に個人で経営を変えられた方です。経営面積のほとんどを乗用摘菜機で収穫されています。油目地区にも茶園があり、意欲的にてん茶に取り組んでおられます。

 

  


 

茶園の電柵

 みちくさ ショット

 車をとめ、茶園の側に寄ってみると、電線が引かれていました。茶農家の方に尋ねてみると、茶園にイノシシが入り込み、茶樹の株を起こしながら、縦横無尽に園地を掘り起こすので、それを防ぐために敷設しているそうです。

近畿農政局案内

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