オンライン米粉料理教室(卵不使用の米粉料理)が開催されました
令和3年1月18日(月曜日)19時から、近畿米粉食品普及推進協議会主催、近畿農政局の後援でオンライン米粉料理教室が開催されました。
近畿米粉食品普及推進協議会では、昨年10月から11月にかけて3回、オンラインでの米粉料理教室を開催し、好評であったこと、また参加者より「卵不使用の米粉料理が知りたい」、「平日の夜に開催してほしい」といった声が寄せられたことから、今回の開催になりました。
リクエストにお答えして今回は卵を使用しない米粉料理4品(蒸しパン、じゃがいもと米粉のトルティーヤ、餃子の皮、パゴラ(インドの天ぷら))のレシピが紹介され、そのうちの1品「蒸しパン」については、講師と参加者がオンラインで交流しながら作りました。
今回の料理教室では米粉料理のポイントを教えていただきました。
まず、「トルティーヤ」「餃子の皮」のポイントは「米粉だけでなく片栗粉と熱湯を加えること」です。米粉だけで作るとダンゴのようになってしまうのですが、片栗粉(もしくはタピオカ粉、くず粉)を加えてさらに熱湯を加えることで米粉がダンゴにならず、皮のようになるそうです。同じ材料でうどんやマカロニなども作れます。
「パコラ」のポイントは「豆と米粉は仲良し」です。インドはベジタリアンが多く、タンパク質を摂取するためにヒヨコ豆を製粉した粉であるベサンを卵の代替品として料理に使うとか。べサンが入手しにくい場合は豆乳がおすすめだそうです。
最後に「蒸しパン」のポイントは「油と水は混ざりにくいが、豆乳を加えるとよく混ざる」です。米粉の生地に油を加えるとフカフカの蒸しパンになるのですが、油のみでは混ぜにくいので豆乳も加えると、よく混ざりやすいとのことでした。蒸しパンは卵アレルギーでケーキが食べられないお子様にも美味しく食べられますし、ココアや抹茶を加えて味を変えたり、オーブンで焼くとスコーンになったりとアレンジがたくさんあることが魅力です。
今回の料理教室では、一つのレシピからたくさんの応用例を教えていただき、米粉料理の幅が広がったのではないでしょうか。オンライン米粉料理教室は今後、2月7日(日曜日)15時からと、2月19日(金曜日)19時からの2回、開催します。わずかですが、まだ参加者を募集していますので、米粉にご興味がある方は是非、参加いただければと思います。
(URL:https://www.maff.go.jp/kinki/press/sinko/201210_5.html)
近畿米粉食品普及推進協議会では、今後もオンラインを活用して料理教室やセミナーを開催することで、米粉の普及に取り組むこととしております。
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