幼児向け食育応援グッズの制作
目 的
生涯を通じて心身共に健康で豊かな食生活を営んでいくためには、それぞれのライフステージにおいて、必要な「食」に関する知識・能力を習得していくことが大切です。
そこで、幼児期における食育を推進するため、地元山城産の野菜を題材に遊びを通して「食と農」(地産地消)の大切さを学べる食育グッズを制作し、食育の実践を目指します。
主 催
京都府山城広域振興局、京都文教短期大学
概 要
京都文教短期大学食物栄養学科の学生(2回生12名、指導者坂本裕子教授)と京都府が協働で幼児向けの食育グッズを企画・制作しました。
1 山城地域の農産物栽培地の現地調査
山城地域で栽培されている農産物を知ってもらい関心を高めるとともに、これから企画・制作するグッズに山城地域の農産物を取り入れるため、京都文教短期大学の学生が栽培現場を調査しました。
八幡市 露地栽培(なす) | ||
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なすを収穫し、収穫後のなすを生で食べてみました。とても甘く梨のようでした。 |
宇治田原町 ハウス栽培(ミズナ) | |
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ミズナの収穫、袋詰めを体験しました。どれくらい束ねれば200㌘になるかわからず悪戦苦闘中 |
2 企画・制作
3グループに分かれて、テーマを決め、どのようなグッズにするかを企画し、試作品を制作しました。
3 保育園で試作品を用いた食育実習
試作品を用いて、保育園で年長児を対象に食育実習を行いました。、子どもたちの反応や先生方の意見を伺いながら、試作品を修正しました。
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クイズ形式は、子どもたちの反応がとても良かった。 |
子どもたちはとても楽しそうに遊んでいました。 |
4 食育関係者交流会にて完成品を初披露
平成26年1月21日「幼児への食育支援~地元産野菜を子ども達に伝えるには~」をテーマに食育関係者交流会を開催しました。当交流会は、保育園・幼稚園の先生、食育関係者、きょうと食いく先生等が集い、「幼児向け食育応援グッズの企画から制作、実践を体験して」と題し、学生が発表し、意見交換が行われました。当日会場では、完成したグッズを展示し参加者に見て、触れて頂きました。
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学生による食育応援グッズの紹介 |
食育応援グッズの展示 |
5 完成したグッズを用いて、2カ所の保育園で出前食育を実施
学生は、普段幼児と接する機会がなく、どのようにお話すれば子どもたちに伝わるのかを悩みながら練習を繰り返し、出前食育を実施しました。
保育園では、日頃から野菜の栽培等に取り組まれており、子どもたちは、たくさんの野菜の花や苗を知っていました。
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すごろくが子どもたちにとても人気がありました。出前食育後、各保育園にグッズを貸出しました。 |
〈グッズの貸出について〉
幼稚園や保育園、幼児への食育推進団体等に貸出していますので、是非ご活用ください。運搬に要する経費は借用者側の負担になります。
〈お問い合わせ〉
京都府山城広域振興局農林商工部企画調整室
宇治市宇治若森7 - 6
電話番号:0774-21-3211ファックス:0774-22-8865
Mail:yamashin-no-kikaku@pref.kyoto.lg.jp
京都ホームページ「地元産野菜を食べよう」に詳細を掲載!是非ご覧下さい!
http://www.pref.kyoto.jp/yamashiro/jimotoyasai/index.html
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やさいシルエットクイズ 5種類 |
やましろやさいパズルゲーム 7種類 |
やさいしかけえほん |
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やましろすごろく |
わくわくやさいカードゲーム 4種類 |
パペットもあるよ!! |
お問合せ先
消費・安全部消費生活課担当者:食育情報専門官
ダイヤルイン:075-414-9771
FAX:075-414-9910