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近畿農政局

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地域の感謝や励ましに応え、ますます貢献したい!(2021年4月)










 

豊岡市但東町で、水稲や野菜生産により地域農業の維持・発展に取組む「有限会社あした」のスタッフ、山田将吾さんにお話しを伺いました。

-農業を始めたきっかけは?-

但東町で育ち、町外で働いていましたが、地元に戻った時に先輩に声をかけられ、手伝いとして始めたのが農業でした。

最初は軽い気持ちで「(有)あした」で働きはじめましたが、地元の同年代の先輩も多くて居心地が良く、段々と作業も任されるようになり、2年後に正社員となり今年で13年になります。

-どのような農業をされていますか?-

「(有)あした」では農地を集積し、水稲や小豆、但東町の特産物であるピーマンや山うどを生産しているほか、水稲の作業受託や町の観光イベントであるチューリップまつり用の球根栽培もしています。

 正社員になってからは機械も扱い、自分で計画を立てて作業をするようになったことや、受託作業や小学校でのコメ作り教室など、地域の中で感謝や励ましの言葉をかけられることが多くなり、さらにやりがいを感じるようになりました。

 土づくりにこだわった米や、農薬や化学肥料を減らしたこだわりのピーマン、丁寧な温度管理で栽培した山うどなど、どの生産物もおいしく食べていただくことを想像しながら心を込めて作っています。

-今後の目標や挑戦したいことは?-

 同社では、中山間地での農業モデルとして新たに有機ニンジンの生産にも着手の予定であるほか、今年から薬剤散布用のドローンも導入し、自身も試験運用に携わることになっていて、新しいチャレンジも始まるのでワクワクしています。

 農業での独立をめざす先輩や、全く農業が初めての後輩など、色々なスタッフがいますが、いつでもいろんなことを話し合える仲間で楽しい環境です。自身は、地域の人に頼られる存在であることを嬉しく思っているので、期待に応えられるよう、これからも同社で頑張って地域に貢献したいと思っています。



 




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