「広陵町農業塾」で学んだ技術でいちご栽培に取り組む~松尾観光農園~
松尾観光農園代表の松尾秀樹氏は、平成28年4月に就農して広陵町でいちごを栽培しています。
松尾氏は、農業をしたいという思いから、大学卒業後、県内のいちご農家で研修を受け、さらに将来の農業経営に役立てようとアメリカでの海外農業研修に参加、帰国後に「広陵町農業塾」に入塾して信岡尚塾長の指導の下、いちごの栽培技術を学びました。
松尾観光農園のハウスは馬見丘陵公園の近くにあり、その立地を活かして観光農園と農園直売所を経営しています。
「就農5年間でハウス棟数を倍にして雇用も増やした。現在の経営が安定した後に新たな経営展開を考えたい」
と抱負を語られました。
(撮影・撮影:令和3年2月)

人気のいちご「古都華」
主に栽培している品種は、奈良県が育成した品種「古都華(ことか)」

コロナ対策を万全にして開園したい
「昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で厳しい経営だった。今年は3月の開園を目指してしっかりとコロナ対策を行い、安心して来園いただけるようにしたい」と話されました
(写真は松尾代表)
(3月20日から開園予定)

観光農園のハウス内の様子
観光農園のハウスには、「古都華」のほか、「アスカルビー」、「紅ほっぺ」、「恋みのり」が栽培されています

観光農園に併設された直売所
パッケージには奈良をイメージした大仏様のイラストが印刷されています
(右下イラスト)

「農業塾」卒業後も良き相談相手となっています
「農業塾を卒業後も、信岡塾長から栽培技術や経営等のアドバイスを受けることができて心強い」
と広陵町農業塾のサポートに感謝の松尾氏
(写真左:「広陵町農業塾」 信岡塾長)
お問い合わせ先
「松尾観光農園」連絡先: 080-6165-7074
◆◆◆ 広陵町農業塾 ◆◆◆
広陵町が農業の担い手育成を目的に、平成26年から農業の栽培技術や知識を習得する「広陵町農業塾」を開講。令和元年からは、農業版コワーキング(いちごの研修施設)を開設し、就農希望者を支援している。
お問合せ先
奈良県拠点
電話:0742-32-1870
FAX:0742-36-2985