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近畿農政局

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月ヶ瀬の茶畑を守り、奈良のお茶を届けたい ~上久保茶園~

奈良市月ヶ瀬桃香野で茶の生産を行う上久保 淳一氏は、古くから栽培されてきた月ヶ瀬地区のお茶と地域資源でもある茶畑の景観を残していきたいとの思いから、高齢化等により放棄される茶畑を継承し、奈良の美味しいお茶を届けるため、日々農業に励んでいます。

同氏は、就農時から若手農業者グループの奈良県4Hクラブ連絡協議会に所属し、同クラブの代表を終えた後も、農業技術を磨き高品質の農作物栽培に向けて若手農業者と力を合わせた活動をしています。また、手もみ茶の技術と文化を伝える活動にも取り組んでおり、第25回全国手もみ茶品評会において農林水産大臣賞を授与され、全国手もみ茶振興会から関西で初の「茶聖(ちゃせい)」の称号を贈られています。

(取材・撮影:2021年5月)

上久保茶園の皆さん

摘採前は皆で準備

遮光ネットを外す作業は、人手が必要なため、家族や同じ地区の方々と一緒に行われています

上久保茶園では多くの女性の方々が活躍されています


摘採の様子

乗用摘採機で一番茶を収穫

処理能力が高い摘採機を導入し、経営面積の拡大を目指す三代目園主の上久保氏


茶の新芽

鮮やかに芽吹いた新芽

一芯二葉で摘み取ると、若葉がとても柔らかく甘いお茶に仕上がります

枝先のまだ開いていない芽が「芯」、そこから2枚までの「葉」を含めて一芯二葉といいます


茶工場

荒茶に加工する茶工場

摘採した生葉は、地域の茶農家とともに設立した農事組合法人ティーポート月ヶ瀬が運営する茶工場に搬入し、荒茶に加工されます

同法人は、2015年にJGAP、2019年にASIAGAP(アジアギャップ)認証を取得しました


PB商品

様々な商品を販売

独自ブランド「しずく」には、玄米茶、煎茶、紅茶などがあります


新茶レター

奈良の新茶レター

16グラムの新茶入りでメッセージを添えて贈ることができます

「普段なかなか会えない方へ贈ってほしいとの想いで取り組みを始めた」と話されていました


(注) GAP(農業生産工程管理)
GAP(ギャップ)は、Good Agricultural Practiceの頭文字をとった言葉で、直訳すると「よい農業のやり方」という意味ですが、一般的には「農業生産工程管理」と呼ばれています。
工程管理というと少し難しそうですが、言い換えれば、「農産物を作る際に適正なモノの管理を行い、食品安全や労働安全、環境保全等を確保する取組」のことです。

上久保茶園へのお問い合わせ

https://www.teauekubo.org/index.html?lang=ja

こちらのサイト内に問い合せ用のフォームが掲載されています

お問合せ先

奈良県拠点
      電話:0742-32-1870
      FAX:0742-36-2985