自然一杯の中で農家さんをお手伝い!~畑ヘルパー倶楽部~
畑ヘルパー倶楽部は、奈良市東部(田原地区)を主な活動場所とし、畑の草刈り、籾まき、農作物の収穫などの農作業、梅干し・干し柿づくりなどの加工をお手伝いし「農家さんに元気になってもらいたい」を合言葉に活動するボランティアグループです。
倶楽部代表の見掛 加奈 氏が農作業のお手伝いに通っているうちに
「農業が衰退し、私たちの食べるものを作ってくれる農家さんがいなくなると困る。もっとみんなでお手伝いする仕組みが必要」
と考え、2016(H28)年10月に設立しました。
倶楽部への登録会員は年々増え、今では約200人となり、受入農家も8戸まで増えました。
農家さんに負担を掛けず、気持ちよく手伝うことをモットーに、食と繋がる、地域が助かる、感謝でいっぱいになれるよう活動しています。
(取材・撮影:2021年5月、6月)
5月は茶畑で作業
畑ヘルパーは自分の都合に合わせて活動日を選び、農家のもとで簡単な農作業をお手伝いします
後列:畑ヘルパー
前列:(右)受入農家 (左)倶楽部代表 見掛氏
刈取り前、一列ごと丁寧に手作業
茶葉の刈取り時に雑草や枯葉などが入り込まないよう、丁寧に取り除きます
前日の雨で足元が濡れないよう、準備万端の格好で作業を進めます
摘採機で刈取りを始めます
畑ヘルパーの草取り作業が終わった列から農家さんが乗用摘採機で刈取りします
畑ヘルパーの皆さん、ご苦労さまです
6月はりんご園で袋がけ作業
畑ヘルパーの方は「大自然の中で汗をかきながらの作業は心地よく、ストレスなんかは吹っ飛びます」
と語られていました
右:畑ヘルパー 左:受入農家
一つずつ丁寧に袋がけ
赤く色づき、美味しく育ってほしいと願いながら作業を進めます
熱中症予防にこまめに休憩と水分補給
蜂などの虫刺されに気をつけて!
マルシェの様子
倶楽部の事務所が入るOffice Green Houseで、
毎月第1・第3の日曜日に開催しています
陳列棚に並んだ数々の農産物
奈良市東部の田原地区で採れた野菜、お茶、お米などが並んでいます
見掛代表は「高齢化する農家をお手伝いし、次世代へ農業を繋げることに少しでも倶楽部が協力したい」と語られていました
【畑ヘルパー倶楽部への問い合せ先】
倶楽部代表 見掛 加奈
Mail:ngl.letter@gmail.com
ホームページ:https://nglnara.xsrv.jp/
お問合せ先
奈良県拠点
電話:0742-32-1870
FAX:0742-36-2985