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近畿農政局

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「奈良県プレミアムセレクト二十世紀」で大阿太高原を魅力ある梨の産地に~大淀町果樹組合


奈良県の大阿太高原は明治初期から100年以上続く梨の産地です。
梨農家で組織する大淀町果樹組合は、栽培技術の向上のための講習会の開催やPR活動等に取り組む一方、産地としての共同出荷は行わず、農家は各々こだわりの栽培方法や独自の経営をしています。販売の多くは直売所や庭先販売、通信販売で、樹上で完熟した梨を直接消費者へ販売することができるため、毎年、梨を求めて多くの人が県内外から訪れています。

また、令和2年、大淀町果樹組合は「奈良県プレミアムセレクト(※)二十世紀」の取組団体に認証されました。組合長の向出安樹氏は、「『奈良県プレミアムセレクト二十世紀』は主に若い担い手が取り組んでおり、産地のPRにもなっている。これからもこだわりのおいしい梨づくりで魅力ある産地にしていきたい」と抱負を語られました。

(撮影・取材:令和3年8月)

プレミアム梨

二十世紀梨

「二十世紀」は、みずみずしくシャキシャキとした歯ごたえが人気です
大淀町で作付けされている梨の6割を「二十世紀」が占めています

<出回時期:8月下旬~10月初旬>

(写真提供:大淀町)


梨園地

8月の二十世紀梨の園地

手入れの行き届いた園地では株元まで夏の日差しが届いています


プレミアム梨

奈良県プレミアムセレクト二十世紀

認定基準(サイズ5L以上、糖度12.5度以上など)を満した「樹上完熟の二十世紀梨」は、奈良県産吉野杉のふた兼まな板と吉野檜の受け皿付きの箱で届けられます

大淀町で収穫される二十世紀梨のうち、1000個に1個しか採れないそうです

(写真提供:大淀町)


担い手の皆さん

生産者のみなさん

「奈良県プレミアムセレクト二十世紀」に取り組む大淀町果樹組合のみなさん
写真右から、
「薬水園やまと梨園」  前田伸朗さん
「南陽園」  中出雅則さん(果樹組合副会長)
「梨子本果樹園」  梨子本亘希さん
「万福農園」  中西順一さん
「緑三園」  山口大輔さん

(※)【奈良県プレミアムセレクト(奈良県農畜水産物ブランド認定制度)】
  大きさや形といった外観だけでなく、品質面でも優れた特徴を持つ「とびきり」の産品とその産品を生産・販売する団体を、奈良県が設定した基準に基づいて認証する制度です。

奈良県ホームページ :  https://www.pref.nara.jp/43676.htm

二十世紀梨に関するお問い合わせ先

大淀町果樹組合ホームページ  https://www.ooyodo-kajukumiai.com/

「奈良県プレミアムセレクト二十世紀」のお問い合わせ先
  道の駅吉野路大淀 i センター  https://yoshinoji-oyodo.com/
            電話 0747-54-5361
     なお、今シーズンの「奈良県プレミアムセレクト二十世紀」の販売は終了しています。

お問合せ先

奈良県拠点
       電話:0742-32-1870
       FAX:0742-36-2985