スマート農業技術を活用したブドウ栽培
令和2年9月15日、柏原市においてスマート農業実証プロジェクト現地説明会が開催されました。
(令和2年9月)
【説明会の様子】
現地説明会を開催
スマート農業導入による規模拡大への対応とブドウ栽培の省力化・高品質化・高収益化を図るため、柏原市スマートブドウ生産実証コンソーシアム(注)によるスマート農業実証プロジェクト現地説明会が令和2年9月15日、柏原市で開催されました。
当日は、実証プロジェクトにより導入された機械等の説明・実演が行われました。
【ラジコン除草機の実演】
最新機器が次々と!
農業機器メーカーから、ラジコン除草機(無線操縦草刈り機)の説明が行われました。40度の傾斜地でも走行できるので、今後傾斜地での草刈の省力化に期待が寄せられます。
【地上走行ローバー機】
ドローン等による生育調査・追肥散布
地上走行ローバー機(カメラ付き地上走行車)で地面から葉・果実等の画像データを取得し、ドローンによる上空からの画像と併せて、生育状況の把握に繋がることが期待されます。
今後、ドローン散粒装置による追肥作業により一層省力化されます。
【パワーアシストスーツ】
アシストスーツによる省力化
ブドウの棚下管理作業と重量物運搬作業の省力化と疲労軽減のためにアシストスーツ2機種も紹介されました。
コンソーシアムを代表して、JA大阪中河内柏原営農購買所の北田所長は「新しい技術を生産者に知って貰いたい」と語っておられました。
注 柏原市スマートブドウ生産実証コンソーシアムとは
令和2年度スマート農業実証プロジェクト事業における事業実施主体。JA大阪中河内を中心に大阪府、柏原市、府立環境農林水産総合研究所、生産者などで構成。
お問合せ先
大阪府拠点
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FAX番号:06-6943-9699