草刈用ロボットの実演説明会が開催されました!
【草刈用ロボット】
令和2年10月1日、地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所(以下「府環農水研」という。)において、労働力不足の解消に向けたスマート農業実証事業に係る現地実演説明会が開催されました。
【ぶどう園での実演会の様子】
草刈用ロボットの実演会
草刈用ロボット等による労働力不足解消の効果実証と府農業大学校生に対するスマート農業技術習得の一環として、南河内ぶどう・みかんスマート農業実証コンソーシアム(注)主催で草刈り用ロボットの実演説明会が開催され、実演会では、そのロボットを開発した株式会社イーエムアイ・ラボの荒井技術顧問から、操作説明と実演が行われました。
【草刈用ロボットVS刈払機】
草刈用ロボットと刈払機の作業効率を比較
ぶどう園において、草刈用ロボットと人力による刈払機の10分間の草刈り面積を比較。結果は、草刈用ロボットの方が約3倍の面積を刈り取ることができ、労働力削減目標(作業者を1ヘクタールあたり2名から1名に削減、除草時間を50パーセント削減)を軽々とクリアし、草刈用ロボット導入による労働力削減の効果が実証されました。
【草刈用ロボットの操作体験】
農大生による草刈用ロボットの操作体験
当日は、府農業大学校の1年生20名が実習参加し、荒井技術顧問のアドバイスを受けながら、草刈用ロボットの操作体験を行いました。農大生は、初めての体験に苦労しながらも、実習に熱心に取り組んでいました。
【講習会の様子】
草刈ロボットに関する講習会
ぶどう園での実演後、府環農水研大会議室において草刈用ロボットの講習会が行われ、荒井技術顧問から、草刈用ロボットの詳細な説明や草刈用ロボット導入にあたっての課題等について動画を交えながら説明がありました。
注 南河内ぶどう・みかんスマート農業実証コンソーシアムとは
令和2年度労働力不足の解消に向けたスマート農業実証事業における事業実施主体。特定非営利活動法人太子町ぶどう塾を中心に、株式会社イーエムアイ・ラボ、株式会社日本農業サポート研究所、大阪南農業協同組合、大阪府南河内農と緑の総合事務所、府環農水研・府環農水研農業大学校で構成。
お問合せ先
大阪府拠点
TEL番号:06-6941-9062
FAX番号:06-6943-9699