近江牛の一貫した安定生産を目指して ~キャトル・ステーションの完成内覧会が行われました~(畜産)
-滋賀県畜産技術振興センター(日野町)-
平成30年7月4日、滋賀県畜産技術振興センター内に、近江牛の素牛となる和牛子牛の生産拡大を図るため、子牛の哺育・育成を担う拠点施設であるキャトル・ステーションが整備され、約50名の地元畜産農家等向けに完成内覧会が行われました。
現在、近江牛は素牛の多くを県外から導入しています。キャトル・ステーション事業では、体外受精胚の生産を拡大し、乳用牛等への胚移植により和牛子牛の生産を増やします。これにより、近江牛の安定生産に繋げるとともに、酪農家の収益向上を図ることが期待されています。
今後、子牛の導入を順次開始する予定です。参加者は、担当者と熱心に意見交換が行い、関心の高さが感じられました。
滋賀県畜産技術振興センターHP:http://www.pref.shiga.lg.jp/g/nogyo-chikugi/
キャトル・ステーションは、ハッチ棟(2週齢まで 収容30頭)1棟、哺乳舎棟(2週齢~90日 1棟当たり収容40頭)4棟、幼齢牛舎棟(91~150日 1棟当たり収容95頭)1棟、若齢牛舎棟(151~270日 1棟当たり収容95頭)2棟で構成されています。 <ハッチ棟の様子>
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<哺乳ロボット(ミルク調合機)> |
<若齢牛舎棟の内部> |
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