奥伊吹の農産物と里山の恵みを生かした農産物加工食品を届けます ~集落営農法人として地域農業の維持発展を目指します~(女性の活躍)
-農事組合法人 甲津原営農組合漬物加工部(米原市)-
湖北の姉川をさかのぼり、源流に近づくと、奥伊吹の甲津原集落があります。山間部であるため、昼夜の温度差や朝霧をあびて米や野菜がじっくり育ちます。また、積雪が多く、厳しい冬を越すために保存や発酵技術が伝統として受け継がれています。農事組合法人甲津原営農組合漬物加工部は、現在6人の女性たちが、地元甲津原の農産物と米原市の農産物(米、大豆、そば、みょうが、ふき等)と里山の恵み(とち、山菜)などを生かして、漬物などの農産物加工品を生産、販売しています。
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~地元のものを生かしたい~ みょうがの漬物からはじまる この女性グループは甲津原漬物加工部として発足しました。現在は、集落営農法人に参画し、農事組合法人甲津原営農組合漬物加工部となっています。特産品の「みょうが」のさらなる活用を目指し、「みょうがのかす漬け」を商品化し「知事賞」を受賞。それ以来、「漬物」「味噌」「伊吹そば」「山菜弁当」「とちもち」など加工食品のバリエーションを増やしています。拠点は「甲津原交流センター」で、加工場のほか、売店喫茶「麻心magokoro」が併設されています。売店には多種の「漬物」が並び、喫茶では、「伊吹在来そば」など地域食材を使用した飲食が提供されています。加工部のみなさんの笑顔が県内や県外の方を迎えます。 |
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奥伊吹甲津原育ち ~もっとアピールできる名産品に~ |
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新たな挑戦~ スイーツ「そばプリン」を完成~ 国の産地ブランド発掘事業を活用し、新たな商品化に挑戦しました。専門家からアドバイスを受けるため、6次産業化プランナー制度を活用。試行錯誤を重ねて、今年1月 スイーツ「そばプリン」という新しいラインナップが完成しました。 |
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甲津原そだちで地域を盛り上げる |
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特産の「伊吹だいこん」を干して(写真右下)、「かす漬け」「酢漬け」に加工します。 |
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「山菜弁当」は、農林水産大臣賞を受賞(H13) |
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重要文化的景観 「東草野の山村景観」 |
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