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近畿農政局

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伝統野菜を「守山矢島かぶら」として復活 

滋賀県守山市|守山矢島かぶらの会

守山市の「守山矢島かぶらの会」は、矢島地区の伝統野菜である「矢島かぶら」を「守山矢島かぶら」として復活させました。小中学校、自治体、商社が一体となった取組で新たなブランドとして地域活性化に貢献したとして、近畿「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第3回)に選定されました。
「矢島かぶら」は、守山市矢島地区に伝わる紫色と白色のツートンカラーが特徴の在来種のかぶらで、生産者の高齢化により存続を危ぶんだ同地区の農家ともりやま食のまちづくりプロジェクトが呼びかけ、平成28年に試験的に栽培が開始されました。
「守山矢島かぶら」として滋賀県の近江の伝統野菜に認定されたことを契機に、地域ブランド構築への動きが加速化し、現在は京阪神の量販店などへ青果用のほか、かぶら味噌や漬け物等の農産加工品を販売して販路を拡大しています。

*近畿「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」:https://www.maff.go.jp/kinki/keikaku/nousonshinkou/kasseika/dis2.html

ディスカバーむらの宝表彰式

近畿「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第3回)表彰式に出席された「守山矢島かぶらの会」関係者のみなさん。


 

守山矢島かぶら

「守山矢島かぶら」は、平たい球状をしており、太陽の光が当たる葉や茎及びかぶらの土から出た部分は濃い紫色になり、土の中の部分は白色になります。
なめらかな質感と甘みのあるかぶらで、漬け物や味噌汁の具材として利用されています。

 

水田で栽培される守山矢島かぶら

「守山矢島かぶら」は砂を含んだ水はけの良い土壌が作業に適していますが、令和元年から水田でも栽培を開始しました。
水稲(極早生品種)の裏作として期待できます。

 

守山矢島かぶらの会メンバー

「守山矢島かぶらの会」は12団体と個人9人が主力とになって成功例や失敗例を共有し、栽培技術の向上を図っています。
外観や形状の基準を設けて、品質や生産量が安定するよう試行錯誤を繰り返しています。

 

 

直売所で販売される守山矢島かぶら

地域ブランド確立への第一歩は、まず市民に伝統野菜として認知されることとして、学校給食やども食堂に提供するほか、収穫体験、料理教室等を通じて周知を図っています。
また、スーパーや道の駅、直売所等でも販売し、認知度向上に力を入れています。
今後は、安定供給のため生産者数を増やし、作付面積の増加および収量を確保していきたいと考えています。

 


お問合せ先

滋賀県拠点 地方参事官室
TEL:077-522-4261