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近畿農政局

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手間と愛情をかけ夫婦で木の芽を育てる



辻サン

夫婦二人三脚で木の芽作りを営む、辻さんご夫妻


四角木の芽写真

収穫された木の芽は、綺麗に箱詰めされて出荷される。
一箱100枚入り。


苗木をみる

良い木の芽を収穫するためには、良い苗木作りが必須である。
細心の注意を払い、大切に育てている。

白良作さん・美智子さん(野洲市) 

◇概要

経営耕地面積約200aのうち、3aのハウスで木の芽を栽培。他に苗木用として約60aの畑を借入れ毎年15aずつ順番に苗木を育てている。
木の芽作りのきっかけは、今から35年前に、きゅうり、春菊、大根などの野菜を中心に栽培していた父親が、高齢化に伴う農作業の負担増を解消するため、軽量で利益の見込める「木の芽」に着目し、近隣の農家3軒と栽培を始めたことによる。その後、育児の合間に奥様が手伝い始め、現在は、17年前に会社を辞めた良作さんが引継ぎ、奥様と2人で栽培している。

 

◇営農の特徴

木の芽の栽培は、苗木用の種の採取から始まり、木の芽として収穫するまで3年もの年月がかかる。
播種し、翌年70cm程度に育った苗木を収穫し、一旦、0度~マイナス1度の冷蔵庫に保存する。
これを順次ハウスに伏せ込み(挿し木)をし、10日~20日程で出てきた新芽を収穫する。(下記写真参照)


苗木矢印苗木木の芽

木の芽のニーズとして、新芽ではあるが日持ちする物が好まれるため、ハウス内での温度、湿度、日照等の注意深い管理が必要である。

 


◇現状と課題

木の芽の栽培は「苗木作り」が最も重要である。天候不良などで苗木作りを失敗すると翌年の収穫ができなくなってしまう。そのため、苗木には丁寧な管理がかかせず、また木の芽の収穫もほぼ毎日あるため、休暇がとりにくいのが悩みである。


機械化できる作業も限られており、繊細な木の芽の収穫は、ピンセットで一つ一つ丁寧に行うため、肩や腰等に負担がかかる。また、トゲのある苗木の収穫も手作業で、かなり重労働である。

今後は、身体への負担を軽減する栽培技術の向上や機械の開発に期待しつつ、一番大切な「夫婦共に健康」を維持するために、自身の健康管理にも気を遣い、元気で木の芽を作りを続けていきたいと願っている。

お問合せ先

滋賀県拠点地方参事官室

ダイヤルイン:077-522-4261
FAX番号:077-523-1824