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近畿農政局

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棚田地域振興法勉強会が開催されました


令和2年8月2日(日曜日)、那智勝浦町口色川会館で「棚田地域振興法勉強会」が開催され、地域住民の皆さんや和歌山県、那智勝浦町の担当者など約50名が参加しました。


那智勝浦町色川地域の棚田


色川棚田地域振興協議会  浦会長 

昨年12月、那智勝浦町色川地域が棚田地域振興法の「指定棚田地域」に指定されたことを受け、色川地域の振興や棚田の保全活動を進めていくため、本年6月、各区長、就農者の代表、東牟婁振興局や那智勝浦町などで構成された「色川棚田地域振興協議会」が発足しました。

今回の勉強会は、地域住民の皆さんに棚田地域振興法の概要や協議会の活動について理解してもらおうと企画されたもので、棚田地域振興コンシェルジュの和歌山県拠点大川地方参事官が講師を務め、「魅力ある色川地域の将来に向けて」をテーマに、棚田の現状や課題、棚田地域における課題解決につながる国の支援策などについて紹介しました。


和歌山県拠点  大川地方参事官


地域住民の皆さん

参加者からは、農家の高齢化と担い手不足による耕作放棄地の増加や鳥獣被害等で棚田の維持が困難な状況であること、「自然に寄り添った生活がしやすい」という地域の魅力について、もっと情報発信をすれば移住者を増やすことにつながるのではないかなどの発言があり、地域が抱える課題や活性化に向けた活発な意見交換が行われました。

地域を活性化していくためには、将来どのような地域にしたいか、自分は何ができるかを住民の皆さん一人一人が考えて行動に移していくことが重要になります。
和歌山県拠点では、那智勝浦町色川地域が人や集落のつながりを強め、課題を解決しながら、より活力のある地域を目指して活動をいただけるよう引き続き支援をしていくこととしています。
 

お問合せ先

近畿農政局和歌山県拠点

ダイヤルイン:073-436-3831