このページの本文へ移動

近畿農政局

メニュー

県立串本古座高校の生徒23名が「なんたん蜜姫」を収穫体験!


串本町では、総務省の過疎地域等集落ネットワーク圏形成支援事業を活用し、町内でサイパン芋と呼ばれ親しまれているさつまいもの「なんたん蜜姫」による地域活性化に取り組んでいます。
この取組みの一環として、串本町から県立串本古座高校にも参加を呼び掛けたところ、生徒たちも「串本町潮岬においしい芋がある」ことを誇りに思っており、非常に興味を持っていたことから、「南紀食文化探求」という地域の食文化を学ぶ家庭科の授業として参加することになったとのことです。
前年までは「なんたん蜜姫」を使った調理実習を行っていましたが、今年は栽培についても学習し、苗の植え付けから収穫までを体験しました。

生徒たちは「なんたん地域活性化協議会」の柴田会長から作業手順の説明を受け、地元農家の人たちに教わりながら鎌でさつまいものつるを切ったあと、機械で掘り起こされた芋の土を手で丁寧に落として、2時間で4aの畑から約600kgを収穫しました。

 

作業手順を説明する「なんたん地域活性化協議会」の柴田会長

 




さつまいものつるを鎌で切る生徒 


 



掘り出したさつまいもを並べて乾燥

 
 



たくさんのさつまいもが収穫できました!

 
 



アシストスーツの装着体験も行われ、収穫したさつまいもを軽トラに運ぶ作業にも挑戦しました。
作業に挑戦した生徒からは「軽くてあまり力がいらない」と驚きの声が上がっていました。

 
 



アシストスーツを体験する柴田会長



収穫したさつまいもは、地域の人から教わりながら最近家庭で作ることが少なくなった郷土料理「いも餅」作りに挑戦することにしています。

また協議会では、さつまいもの規格外品を活用し焼酎の試作を酒造業者に依頼しており、今後商品化ができれば農家の所得向上につながると期待しています。

お問合せ先

近畿農政局和歌山県拠点

ダイヤルイン:073-436-3831
FAX番号:073-436-0914