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近畿農政局

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指定棚田地域の振興に向けて、意見交換会を開催!(紀美野町小川地域)

和歌山県拠点では、棚田地域振興コンシェルジュ(地域担当)が近畿農政局施策担当コンシェルジュや観光庁コンシェルジュと連携して、棚田地域の振興に向けた活動を支援する取組みを行っています。


棚田再生が進められている紀美野町中田の棚田






紀美野町小川地域には、600年以上の歴史を持つ「中田の棚田」があり、令和元年12月に指定棚田地域に指定されました。100枚近くある棚田のほとんどが耕作放棄地となっていましたが、小川地域棚田振興協議会が地域内外の住民が参加する「棚田再生プロジェクトチーム」を結成し、棚田再生事業や都市農村交流などの活動を活発に行い、棚田の再生を進めています



(参照)棚田で人をつなぐ、棚田が時代(とき)をつなぐ
(紀美野町中田の棚田)
https://www.maff.go.jp/kinki/tiiki/wakayama/photo/img/2021
nakatanotanadasaisei/nakatanotanada_saisei.html

農家民泊を予定している古民家を視察


令和4年3月15日(火曜日)、紀美野町において、棚田地域コンシェルジュ、協議会関係者及び和歌山県担当者による「中田の棚田」の振興に係る現地視察及び意見交換会を開催しました

現地視察では、農家民泊を予定している古民家や棚田再生の状況等について説明を受けながら視察を行いました



現地視察の様子


小学校の体験学習で播種した小麦の生育状況



意見交換の様子



また、意見交換では、観光振興の一環として計画している農家民泊用の古民家再生に活用可能な国の事業や、棚田の再生活動を進める上で課題となっている企画・運営側の人材確保に向けて、参考となる取組事例などを紹介した後、棚田再生と地域振興を両輪で進めるための今後の対応等について、活発な意見交換が行われました

今後、棚田を観光資源とした地域振興に向けて、引き続き棚田地域コンシェルジュや関係機関が連携し、当地域の活動を支援するとともに、他の指定棚田地域においても課題解決に向けたフォローアップに努めていくこととしています

お問合せ先

和歌山県拠点

ダイヤルイン:073-436-3831
FAX番号:073-436-0914