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「なんたん蜜姫芋焼酎KAIROS」試作品が完成!(串本町)

串本町の「なんたん地域活性化協議会」では、総務省の令和3年度過疎地域等集落ネットワーク圏形成支援事業を活用し、町内でサイパン芋と呼ばれ親しまれているさつまいも「なんたん蜜姫」による地域活性化に取り組んでいます。
これまでの取組みとして、耕作放棄地の再生や獣害防止のための電気柵の設置、高齢化した生産者の労力軽減のためアシストスーツやいも掘り機の導入を行い、また、県立串本古座高校と連携し農業体験や地域の方と調理実習を行うなど、農業や地域に親しみを持ってもらう取り組みも行いました。

今回は、規格外品を利用した焼酎が完成したのでその取組みについて紹介します。
さつまいもは、小さくて商品にならない規格外品が多くできることから、その有効活用を地域で話し合い「なんたん蜜姫で作った焼酎が美味しいのでは」との意見が多くあったことから焼酎づくりに挑戦することになりました。県内での製造を考えましたが、県内には焼酎を製造するメーカーがなく、長崎県佐世保市の酒造メーカー「梅ケ枝酒造」に委託、令和3年末に規格外品550kgを長崎に向け発送し、令和4年2月に720ml瓶745本が出来上がってきました。
焼酎のラベルは、串本町田並上在住の現代美術家・林憲昭さんに依頼したということで、串本町の名勝「橋杭岩」と民間初の小型ロケット発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げられるロケット「カイロス」が描かれ、大変斬新なものになっています。

 
「なんたん蜜姫芋焼酎KAIROS」

田嶋勝正町長は「フルーティーな香りに仕上がっている。町としてもなんたん蜜姫を大きく売り出したいと思っており芋焼酎の商品化に期待している」と話されていました。
「なんたん蜜姫芋焼酎KAIROS」は町商工会に加入している飲食店等の関係者に配布しアンケート調査を行い、その結果を活用し2022年度中の商品化を目指すということです。
今後は有機肥料を使用したさつまいもの生産にも取り組み、焼酎の増産やさつまいもの加工品のバリエーションを増やすことを検討しており、生産者の所得向上に向けた検討が進められることになっています。

      
     「焼酎の完成を喜ぶ柴田会長(左)と田嶋町長(右)」
 

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