 庄門さんご夫婦
 収穫を待つミニトマト
赤糖房
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すべては土作りから (印南町 庄門孝浩さん、友美さん)
<農業経営の概要>
私たち夫婦と母の3人で、ハウスミニトマト20aを栽培しています。 亡くなった父の跡を継ぎ30歳で会社を退職、妻も保育士を辞め夫婦で就農しました。 夫婦で仕事の悩みや喜びを共有することで、「1+1=3以上」の結果を得ることができています。 私たちにとって夫婦で就農したことは大きな意味があります。
<栽培へのこだわり>
落ち葉堆肥や米ぬか、海藻などを原料にした有機肥料を使い、追肥は穴肥方式(根から少し離れた所に穴を開けて肥料を入れる方法)で生育状況を見ながら1本ごとに施用するなど、土作りに最もこだわっています。 良い土から健康な樹が育ち、健康な樹は病気に強く味の良いミニトマトを育ててくれます。 また、環境制御システムを導入し、ハウス内の温度、湿度、CO2濃度を24時間管理することで、栽培に最適な環境維持に努めています。 施設栽培は太陽光以外の環境をコントロールするための栽培方法。昨今の天候不良を言い訳にしないためにもできる限りの対策をしています。
<これからの農業>
JA紀州のミニトマトブランド「赤糖房」と「優糖星」は、先輩たちが徹底した栽培管理と厳しい出荷基準で守り続けてきたものです。 これを継続させていくためには、現状に満足することなく品質向上に努めることが必要だと考えています。 ミニトマト栽培だけでなく農業を魅力あるものにし、次の世代へ繋げていくことが私たちの役割です。
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