収穫中の竹中さん
品質向上のための枝つり栽培
ハウス全貌
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ハウスみかんで経営好調! (有田郡広川町 竹中 秀明さん)
農業経営の概要
高校を卒業後、一般企業で11年間勤務しましたが、父親の入院を契機に、30年前に親元就農しました。 現在、約280aの農園で温州みかん200a、ハウスみかん20a、中晩柑(デコポン、清見、セミノール)60aを妻、母、長男の4人で栽培しています。
我が家のハウスみかんの収穫は、4月下旬から6月中旬まで続き、販売先はJAが中心です。(JAでは、各農家がリレー出荷し、9月初旬まで続きます。) ハウスみかんの価格は、近年高値で推移しており、燃料(重油)も以前に比べ安値で推移していることから、経営状況は好調です。この価格を維持するために丁寧な栽培に心がけ、品質向上に努めていきたい。
課題
鳥獣害対策が大きな課題です。イノシシ、サル等の被害は電柵を設置したことで少なくなりましたが、近年、カラスの被害が深刻になっています。
将来に向けて
家族4人の現在の経営は安定していますが、採算面を考慮すると清見の改植が必要ではないかと考えています。清見に変わる品種として、何が適しているか模索中です。
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お問合せ先
近畿農政局和歌山県拠点
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