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九州農政局

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大分県カボス振興協議会

「大分かぼす」地理的表示(GI)保護制度に登録

大分県のかぼすは、江戸時代に薬用として栽植されたのがはじまりとされており、県内の産地によっては現在も樹齢100年前後の古木が点在しています。
「大分かぼす」が、調味料に適するかんきつとして高く評価されたのは、昭和40年代からで、大分県が栽培を奨励したことで面積が急速に拡大し産地化につながりました。
昭和47年には、県と農業団体、市町村、生産者でつくる「大分県カボス振興協議会」が設立され、大都市圏や地元において消費拡大活動を継続的に行い、ブランド価値の向上を図ってきました。
同協議会では、他産地との差異化を図り、販路の拡大や農家所得の向上につなげようと、平成28年7月、地理的表示(GI)保護制度の登録を申請、今年5月26日に「大分かぼす」が登録され、かんきつ類では全国初の認定となりました。

GI登録授与式 GI登録県知事報告
GI登録授与式
GI登録県知事報告

「大分かぼす」の周年供給体系を確立

大分県内のかぼす産地では、拡大する需要に応えるため、ハウス栽培の導入や、貯蔵技術の開発、貯蔵用品種の増産等により、グリーンかぼすの周年供給体系を確立しました。こうした産地あげての出荷体制の構築により、大分県は、国内のカボス生産量の9割以上を占める日本一の産地となっています。
また、果汁の多い良質なかぼすを消費者に提供するため、「大分かぼす旬入り宣言日」を設定し、地元市場で「大分かぼす旬入り宣言式」を開催し、PRしています。
 
かぼすの園地 かぼすの収穫の様子 着果したかぼす 収穫したかぼす
かぼすの園地 かぼすの収穫の様子 着果したかぼす 収穫したカボス

イベント情報

同振興協議会では、「大分かぼす旬入り宣言式」を毎年8月中旬に開催しています。果汁調査の結果から出荷される果実の果汁歩合が概ね20%以上となった「大分かぼす旬入り宣言日」を設定することで、良質な「大分かぼす」を消費者に提供しています。
「大分かぼす旬入り宣言式」
日  時:平成29年8月18日(金曜日)
会  場:大分市公設地方卸売市場
大分かぼす旬入り宣言式
「大分かぼす旬入り宣言式」の様子(昨年度)

添付資料

大分県カボス振興協議会(PDF : 383KB)

問い合わせ先

  • 名称:大分県カボス振興協議会(大分県農林水産部おおいたブランド推進課)
  • 住所:大分県大分市大手町3-1-1
  • 電話: 097-506-3634FAX: 097-506-1761
  • URL: http://www.oitakabosu.com/information/

 

お問合せ先

企画調整室
担当者:交流係
代表:096-211-9111(内線4124)
ダイヤルイン:096-300-6019
FAX:096-211-8707

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