このページの本文へ移動

九州農政局

メニュー

株式会社 前田ファーム(熊本県山鹿市)

効率的な生産体制の確立と販売戦略により高所得経営を実現

前田ファーム代表の前田博智氏は、平成元年に就農し、国営かんがい排水事業でかんがい用水が引かれたことを契機に、すいか・メロンのほ場集約を進め施設規模を拡大してきました。現在は、施設面積213a(地域平均77a)、延べ作付面積565aの大規模経営に取組んでおり、全ての連棟ハウスに自動開閉装置等を導入し、管理作業の効率化を図るとともに、完熟堆肥を利用した土作りにより、高品質な作物を安定的に生産しています。
すいか・メロンの販売は、これまで系統出荷が主力でしたが、消費者の生の声を直接聞くことが出来る直売に魅力を感じ、ニーズに応える工夫を継続。顧客の増加とともに直売所出荷分のシェアを拡大し、消費者からの高い評価を維持しています。
前田ファーム代表の前田智博さん栄子さん夫妻と後継者の達希さん 生育中のメロン
    前田ファーム代表の前田智博さん
    栄子さん夫妻と後継者の達希さん

生育中のメロン

効率的な栽培による長期出荷の実現と高品質化

ほ場を自宅の500m圏内に集約し、施設の連棟化及び自動開閉装置、暖房機、循環扇の導入等により、ハウス開閉作業の省力化、温度管理適正化による病害発生の抑制、施設内温度均一化による生育の安定化を図っています。同時に、冬季の栽培には、多重被覆を導入し省エネにも努めており、この連棟ハウスを有効活用して、すいか・メロン栽培を年3回(すいか2回、メロン1回)行い、連続した長期出荷が可能になりました。
また、高い品質を維持するため、独自で完熟堆肥の製造と良質な苗生産を行なうことで、すいか・メロンの高品質化を図っています。また、直売所へ販売する生産物は、携帯型の糖度センサーで測定した糖度を表示することで、消費者からの信頼を得るとともに、糖度情報からかん水量や温度設定技術を見直すことが可能となり、生産物の高品質化へ改良を加えています。
耐候性ハウス 完熟堆肥の製造施設
耐候性ハウス
完熟堆肥の製造施設

前田ファームと鹿本地域のブランド向上

直売部門の企画・開発を栄子氏が担当し、地元直売所でのイベントや大阪など大都市圏で開催される催事等に積極的に参加。県内外の消費者と直接対話から得られるニーズを反映し、これまでなかった小玉すいかとメロンのセット販売や、ワッペン及びシールを使用するなど工夫を重ねています。
また、商品には糖度を表示したり、食べ頃や食べ方を記載した説明文を添付し、消費者が安心して購入できるよう配慮することで、高い評価を維持しているほか、出荷箱等には、山鹿市の伝統工芸品である「山鹿灯籠」の挿絵をデザインし、前田ファーム並びに鹿本地域のブランド力向上に貢献しています。
前田ファーム専用ブース すいかとメロンセット販売 山鹿灯篭の挿絵が入った出荷箱
前田ファーム専用ブース
すいかとメロンセット販売
山鹿灯篭の挿絵が入った出荷箱

平成29年度農林水産祭 園芸部門において日本農林漁業振興会会長賞を受賞

これらの取組みが評価され、平成28年度熊本県農業コンクール大会で農林水産大臣賞を受賞するとともに、平成29年度農林水産祭 園芸部門において日本農林漁業振興会会長賞を受賞されました。
平成29年11月23日(木曜日)に表彰式典が開催されます。
詳しくは、農林水産省ホームページをご覧下さい。
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/bunsyo/171018.html


添付資料

株式会社 前田ファーム(PDF : 345KB)

問い合わせ先

名称:株式会社 前田ファーム
住所: 熊本県山鹿市鹿央町広3982番地
電話: 0968-36-2664

お問合せ先

企画調整室
担当者:松田、木場
代表:096-211-9111(内線4117、4124)
ダイヤルイン:096-300-6012
FAX:096-211-8707

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader