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九州農政局

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宿利原地区公民館(鹿児島県錦江町)

~地域資源の活用による持続力あるむらづくり~

多様な主体と連携し、地域ぐるみの農村づくりを実践

錦江町は、鹿児島県の大隅半島西部に位置し、錦江湾に面した海岸地帯、中部高原地帯、肝付(きもつき)山地からなる海、森林、自然環境、伝統文化など地域資源の豊かな町です。
宿利原地区は、錦江町市街地から北東へ10km、標高200mの山間部に位置し、夏場は葉たばこ、さつまいも、生姜などの生産、冬場は加工用大根、高菜の生産など年間を通して農業の盛んな地域です。
宿利原地区公民館(以下、「地区公民館」)では、地区住民と多様な主体が連携し、地域資源を生かした農業振興、都市農村交流、教育支援など地域ぐるみの農村づくりを実践しています。
これらの取組が高く評価され、令和元年度豊かなむらづくりの全国表彰において農林水産大臣賞を受賞されました。
 
位置図 大根やぐらからの壮大な農村風景
位置図
大根やぐらからの壮大な農村風景
 

中学校廃校を機にむらづくりの将来ビジョンを策定

宿利原地区は、現在、錦江町内で最も少子高齢化が進んでいる地区であり、平成20年3月、地区内にあった中学校が閉校となりました。
地区公民館では、地域の中心にある旧中学校施設の有効活用を図るため、平成21年に「跡地活用検討委員会」を設立しました。各自治会長やPTA、農業委員、さらに役場職員や関東方面の大学からのインターン生も交え、幅広く意見交換や情報交換を行うとともに、住民を対象にアンケート調査や聞き取りを行いながら、中学校の跡地活用を含めたむらづくりの将来ビジョンを策定しました。
この将来ビジョンは、3つの基本理念「1.地域の学校として学び・交流の場づくり、2.地域に自信と誇りを持ち、魅力ある楽しい活動、3.地域の魅力を発揮し、持続力ある活動」からなり、これらの理念のもと地区の活性化へ向けて取り組んでいます。
 
健康づくり 男の料理教室
健康づくり
男の料理教室
住民の「学び・交流」の場づくり ~公民館講座~
 

むらづくりの推進体制

地区公民館は、10集落で構成し、各種事業の企画・運営は、執行部役員の他、総務部、産業部、文化部、女性部、子ども育成部などの7専門部会で行っています。

加工用大根の産地づくり

宿利原地区では、立地条件を生かした加工用大根の産地として、機械の共同利用による労働不足の解消、コスト低減や収量及び品質向上に取り組んでいます。
 
地域営農の基盤 加工用大根の生産 多様な主体との連携によるむらづくり
地域営農の基盤 ~加工用大根の生産 多様な主体との連携によるむらづくり
 

多様な主体と連携した教育支援

地区公民館では、地域の子どもたちに様々な経験や体験をさせるとともに、今後も地区の活動拠点として学校を存続させていきたいという住民の願いから、県内のNPOや関東の大学生と連携し、寺子屋塾、土曜授業などを企画・運営しています。
また、子どもたちへの食農教育の一環として、地元イラストレーターと連携し、干し大根が地域に伝わった歴史を絵本にして、出版、町内の直売所等で販売するなど農業・農村の魅力を子どもたちや地区外の人たちに情報発信しています。

地域資源を生かした「大根やぐらライトアップイベント」の継続開催

平成21年から毎年、地域資源の大根やぐらを生かして「大根やぐらライトアップイベント」をNPOや大学、小学校、関連企業(干し大根契約先の漬物会社等)などの多様な主体と連携し、開催しています。
このイベントには、県内外から観光客や写真愛好家など地域住民のおおよそ3倍にあたる約1,400人が訪れ、地域の風物詩として定着化しています。また、イベントの継続開催が、宿利原地区の認知度向上と大根生産者の自信と誇りの醸成につながっています。
 
大根ストーリーで絵本を制作・販売 大根やぐらのライトアップで都市農村交流
大根ストーリーで絵本を制作・販売 大根やぐらのライトアップで都市農村交流
 

お問合せ先

名称:宿利原地区公民館
住所:鹿児島県肝属郡錦江町城元963
         錦江町産業振興課      
電話:0994-22-3036

<添付資料>
宿利原地区公民館(PDF : 1,120KB)
 

お問合せ先

九州農政局  企画調整室

担当者:木之下、西田
代表:096-211-9111(内線4117)
ダイヤルイン:096-300-6012
FAX番号:096-211-8707

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