わな通知機の製作事例(改良版2)
1.開発の経緯
農林水産省では、捕獲に従事されている方々の高齢化や、農業等を主に営まれている方の見回り等の労力軽減のために、IoT化を推奨しています。しかし、鳥獣対策関係者からは、高価なため導入が難しいとの意見もあったことから、九州農政局職員が市販の機器を組み合わせて、安価なわな通知機を試作しました。
すでに、「くまもと☆農家ハンター」様で行っている実証試験でも実績が上がっています。
本事例が少しでも労力軽減やコスト削減のお手伝いが出来れば幸いです。
今回の改訂では解りやすくするために、スマートフォンやパソコン別の画像を多く掲載しました。
また、かねてから要望のあった振動センサーの作り方も掲載しました。

2.開発した機器について
- ・SORACOM LTE-M Button Plusを使用した機器をわなの作動に連動させました。
- ・SORACOM LTE-M Button Plusは、au社のLTE-M電波網で使用可能です。
- ・マグネットスイッチを使用したものと、振動センサーを使用したものがあります。
- ・振動センサーを使用した事例では、捕獲動物が暴れた振動を利用した再通知機能を搭載しました。
添付資料
参考資料(過去に発表した事例)
お問合せ先
農村環境課
担当者:鳥獣被害対策係
ダイヤルイン:096-300-6441
FAX番号:096-211-9812