フードバンク活動団体等に災害用備蓄食料の提供を行いました。
九州農政局は、備蓄の役割を終えた災害時用備蓄食料について有効活用を図り、食品ロスを削減するため、フードバンク活動団体等に提供することとし、フードバンク活動団体等へ食品の提供を行いました。
1.九州農政局災害用備蓄食料提供事業の概要
九州農政局では、災害時に非常時優先業務が実施できるように、食料の備蓄を行っています。これまで、これらの災害時用備蓄食料が更新の際に発生する賞味期限を残した食料については、その役割を終えたものとして廃棄されることとなっておりました。昨年10月の食品ロス削減推進法の施行、本年3月の同法に基づく基本方針の閣議決定など、食品ロス削減に向けた機運が高まっていることを踏まえ、九州農政局では、食品ロスを削減し、有効活用する方法を検討しておりました。
今回、備蓄の役割を終えた食品を有効活用するため、管内のフードバンク活動団体等に提供しました。
2.提供内容・提供先
九州農政局及び各県拠点において、提供希望のあった以下のフードバンク活動団体様に対し、食品の提供を行いました。提供先団体 |
提供年月日 |
提供内容 |
フードバンクさが |
令和2年12月25日 |
提供食料 (計) 非常食(ミルクビスケット) 768缶 災害時飲料水500ml 520本 災害時飲料水2,000ml 684本 3食3日間セット 31セット (きなこ餅、保存用ビスコ、保存用ファイバービスケット、アルファ米) 非常食(缶入りパン) 936缶 |
(一社)ひとり親福祉会ながさき | 令和2年12月25日 | |
(一社)大分こころのケアセンター フードバンク東九州 |
令和2年12月25日 | |
特定非営利活動法人てしおて |
令和2年12月25日 | |
特定非営利活動法人Joyステーション | 令和2年12月28日 | |
(一社)福岡フードバンク協議会 |
令和3年1月7日~12日 |
3.フードバンク活動団体等へ提供の様子
<佐賀拠点>
〇フードバンクさが様へ提供
(令和2年12月25日(金曜日))
<長崎拠点>
〇(一社)ひとり親家庭福祉会ながさき様へ提供
(令和2年12月25日(金曜日))
<大分拠点>
〇(一社)おおいたこころのケアセンターフードバンク東九州様への提供
(令和2年12月25日(金曜日))
<鹿児島拠点>
〇特定非営利活動法人てしおて様への提供
(令和2年12月25日(金曜日))
〇特定非営利活動法人Joyステーション様への提供
(令和2年12月28日(月曜日))
<福岡拠点・九州農政局・宮﨑拠点>
〇一般社団法人福岡県フードバンク協議会様への提供
(令和3年1月7日(木曜日)~12日(火曜日)
▲福岡拠点を出発 ▲福岡フードバンク福岡協議会での受取り
【フードバンクで行われた譲渡会の様子】
福岡フードバンク協議会様からふくおか筑紫フードバンク様へ届けられた備蓄食料が
1月14日(木曜日)に同フードバンク様で行われたフードパントリーでこども食堂等
の必要としている団体の方々へ受渡しが行われました。
今後も九州農政局では、備蓄用の食料を有効活用し、フードバンク活動団体等を応援します。
お問合せ先
経営・事業支援部食品企業課
担当者:食品リサイクル係
代表:096-211-9111
ダイヤルイン:096-300-6316
FAX番号:096-211-9825